びんてまり(その2)





過去の表紙85で、自作のびんてまりを紹介しましたが、
そのときの手まりは直径が11cmほどありました。
しかも 確か あのときは 手まりを作り始めてから、瓶を探していたような。。。笑
なかなか ちょうどいい瓶がなくって 困りましたね。
買い物にいく度に、何かちょうどいい入れ物はないか、
直径11cmくらいの球体が入る大きさで、透明で、入り口が狭いいれもの、、、
と常に物色していました。ほんとは もっと入り口の小さい瓶に
入れたかったのですが、そのときは仕方なくあの器にいれたのでした。
いま日付を確認すると、2004年の初頭ですね。

でもやはり処女作ということもあり、出来がいまひとつだという思いは
結構ありました。そういうわけで、その後、 もう一度作ってみよう、と。
次回は まず手頃な瓶を探してから作ろう、そして
もうすこし小さいものを作ってみようと思っていたのでした。

そうして、次のびんてまり用にちょうどいい瓶を見つけたのが、
多分 過去の表紙102を書いた2004年の夏頃だと思います。
んでもって、手まりのデザインは 過去の表紙102に紹介した「ねじり三角」に
しようということまで 決めたのでした。

ねじり三角

で、手まりを作り始めたわけですが、基本的な作り方は過去の表紙85で書いたのと
全く同じで、基礎となる赤い球体までつくり、地割りと呼ばれる目印になる
金糸を縫い付けるところまでやったところで、面倒になってやめてしまいました。笑

そうそう、そのときの地割りの刺繍は まさにあそびをせんとや
2005/10/18に 紹介されていた(図1)と同じです。この図1のラインは
多分 もっとも基本的な地割りだと思います。
正8面体群を基礎とする対称性の図柄の場合には、
まず必ずといっていいほど この地割りから始めるのではないでしょうか。

さて、そういうわけで、かなり長い間 作りかけの状態で放置されていた
のですけども、先日 とあるサイトを見ていたら、
なんだか 無性に びん手まりを作りたくなってきたのでした。




完成した手まり。今回の手まりは直径6cm弱です。
刺繍の巾を細くしたので、CGとは印象が大分違いますね。
でも、これはこれで気に入っています。
手前味噌なんですけども、今回は 前と比べても刺繍の丁寧さ等
随分とうまくなっている実感があって嬉しいです。(勝手に思ってるだけですが)
でも、あそこをこうすればもっときれいに出来るのかな、というところもあって、
いつかまた 作りたいですね。(実は瓶はまだある。)





できあがった「手まり」と「瓶」です。後は入れるだけ。




瓶に入れて、「びんてまり」の完成


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