ねじり三角







うちのかみさんのびん手まり、一時期 放っていたので(笑)、
長いことかかりましたが、最近 ようやく完成しました。
それをみて、またあらたにびん手まりを作りたくなりました。

手まり作りで 一番時間のかかる作業は表面の刺繍です。

刺繍をするときは、最初に 金糸で 地取りという作業をします。
ようするに 位置決めのための糸を簡単に刺繍するのです。
基本的には位置のとりやすい大円をつかって 位置を決めていきます。
私は これがとても好きです。まさに、球面幾何。

例えば、よくある地取りはこんな感じです。


さて、今回はどんな模様にしようか、と 考えてみました。
紙に適当に模様をかいてみて、それをCGにしてみました。




ところが よくみると白や灰色の刺繍はほぼ大円にそっていますが、
青い刺繍は大円にそっていません。多分、上記の模様を刺繍すると
糸がずれてきてしまうとおもうのです。
特に2番目は、多分実際に刺繍すると、ねじり三角と呼ばれる
昔から知られる模様になってしまうと思います。


そこで今回はねじり三角を刺繍することに決めました、、が、
忙しくて ちっとも刺繍は進んでいません。
かわりに ねじり三角のCGを作ってみたのが、
TOPの画像です。

今回は三角を2重にして、三角の交差の部分で市松に交差させてみました。
2重になった白い三角形が4つ、2重の青い三角形も4つ。
それぞれ四面体を膨らませたように配置されていて、
異なる色の三角形どうしは交差しています。

楽しい模様の1つです。






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