立方体をひねる(その1)




研究室に、ルービックキューブが1つあります。
いわゆる 3x3x3の通常のやつです。もう大分古くなって、
あちこちシールが剥げています。このルービックキューブを
各面でひねるように ちょっと無理な感じにずらすと、
次の写真のように 今回の画像のような形になります。



よく手なぐさみにこのような状態にするのですが、
皆様が真似をして 壊れてしまっても責任はとれないので、ご注意あれ。

さて、この形を眺めながら こんな風にひねったような積みかたで、
立方体のパズルがつくれないかなぁと考えました。

そのために まず、この積みかたがきちんと積めているのか、
つまり 隣合う立方体同士が 面と面でぴったりくっついているのかを
考えました。で、結果からいうと、そうはなっていないんですね。
うまいこと 面の一部で張り合うようにして このような捻りかたが
できないかなと 思いましたが、どうも無理みたいです。

今回の画像は まず、3x3x3の格子状に 小立方体を配置したのち、
周囲の26個の各小立方体を それぞれ
「その小立方体の中心と 真中の小立方体の中心を結ぶ直線」に関して
外側からみて同じ回転角だけ 回転させて作られています。

当然というか、なんというか、この構成方法では やはり
隣合う小立方体の向いあう面は平行ではないので、ぴたりとはくっつきません。

小立方体の1辺の長さと 小立方体と小立方体の距離は 適当に調節しています。




<つづく>

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