日時計式デジタル腹時計





あそびをせんとや1月25日サンダイヤルという デジタル日時計のことが紹介されていたのを見た瞬間、作りたくなりました。
というのも、少々アテがあったのです。
某会で知り合ったRYUさんが、 ちょっと変わったカレンダーをつくっているのですけども
( このカレンダーは 葉樹林日記で 2004/12/21に紹介されています)
そのカレンダーを作る際に画像の処理の為に作ったソフトを
「必要ならあげるよ」と前に彼が言っていたのを思い出したのでした。

上記のカレンダーは スリットの印刷されたOHPシートと、怪しげな模様(笑)の書かれた紙
で出来ていて、紙の上にOHPシートを上手く調節してかぶせると
1ヶ月分のカレンダーが現れるというものです。
1枚の紙の上には同時に3ヶ月分のカレンダーが印刷されていて、
スリットがその3ヶ月分のうちの1ヶ月の部分だけを表示するようになっているわけですね。

つまり、上に話したソフトとは、複数の画像(例えば 画像A〜C)を縦に刻んで、
最初の一列は画像Aを、次の一列は画像Bを、その次の一列は画像Cを、
さらに次の1列は画像Aを、次の一列は画像Bを、その次の一列は画像Cを、、、以下繰り返し、
となるように合成する処理をしてくれるソフトなのです。

サンダイヤルのように時刻を表示するのは難しくても、
そのソフトがあれば 腹時計くらいの表示ならできるだろう。


というわけで、早速RYUさんに 「例のソフトをちょーだい」、と言うと快諾して頂けました。
(公開はしていないそうです)以下、作り方を述べます。

まず、そのソフトを使って作った画像が 次の2つ。
(表示されているのはgifファイルです。クリックするとbmpファイルにとびます。)

スリット 「朝」「昼」「夕方」の合成

まず、これらの画像をOHPに印刷します。滲むのが嫌だったので、
私はレーザープリンタで72dpiで紙に印刷してから、コピー用のOHPにコピー機で写しました。


これらのOHPを画像の部分を含むように適当な大きさに切り取ります。
次に 透明なアクリル板かプラスチック板を用意します。0.5mm、1mm、1.5mmと試しましたが、
上記の解像度で印刷した場合には1mmが一番ちょうど良い厚さでした。

さてこの1mmのアクリル板を 上記の切り取ったOHPより すこし大きめに4枚切ります。
また、上のOHPと同じ大きさの薄めの紙を用意します。私は 薄手のコピー用紙を使いました。

次に これらの4枚のアクリル板、2枚のOHP、1枚の紙を 次の画像のように、
アクリル板、OHP(朝昼夕方)、アクリル板、OHP(スリット)、アクリル板、紙、アクリル板
の順番に重ねて固定します。OHP(朝昼夕方)は 紙に近い側が印刷面です。
また、このとき 正面から見ると「昼」が表示されるように調節しながら固定します。



あとはお好みで、木の枠をつければ完成。

研究室の窓は幸にして南側なので、いまは研究室の窓際に置いています。
いい感じです。





ただ、当然のことですが 日時計なので 曇っているとダメです。笑
#問題:曇りの時はどんな表示になるでしょうか?

何故、これで 時刻と共に文字が変化するのか、、、は 書かなくてもいいかな。




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