角張ったORB

過去の表紙104に載せたORBは折り線が曲線で構成されています。
また、出来上がった形は 球面からいくつかの円を切り取った様な形になっていますが、
球面は曲率が正なので、厳密には曲率0の紙からは構成できないはずです。
そのせいなのか どうなのか、組み上がったときに 組手の部分、つまり、
パーツの端が すこし持ち上がってしまいます。
そこで すこし設計を変えて、折り線をまっすぐな線で構成できないでしょうか?
という発想でつくったのが 上記のものです。
1つのパーツは 前回同様正方形の紙からできていて、
正方形の紙を下の図の線で折ったものです。

パーツの写真はこちら。


今回は 前回にくらべるとかなり薄手の紙でつくりましたが、
結構しっかり組み上がっています。

前回のORBのまるいへこみが 三角形のへこみに 変わっています。
パーツの数や パーツの組み方の組み合わせ的構造は同じです。
言わずもがなですが、立方8面体ですね。
(つづく)
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