川崎ローズ







ちょっと前に届いた hhaseさんからのメールのなかで川崎ローズなるものがあることを知りました。
ネットで調べてみると、折り紙に関する研究で数学の博士号を取得された川崎敏和さんという方が居られるとの事。
そして、その川崎氏が 考案された 有名なバラの折り紙の作品で 通称 川崎ローズと呼ばれているとのことでした。

この川崎ローズが 何とも すばらしい!

そこで 川崎ローズの折り方が書いてある本を買ってきて 折ってみました。
しかし 後で知ったことですが、川崎ローズというのは いくつか種類があるようで、
そのとき折ったローズは 一番簡単なものでした。
そのとき折ったローズの写真↓


川崎ローズーーつぼみ



本には もうひとつバリエーションが載っていました。


川崎ローズーーひらいたバラ


いずれも 切る事無しに、1枚の正方形の紙から作っています。すばらしい!

ところが、ネットで検索すると さらにすばらしい川崎ローズの折り図が載っていました。
(そのネットで配布されている折り図、かなり 出回っているようですが、著作権等の問題は無いんだろうか、と
思います。。)それを もとに折ったのが トップの画像。
かなり 大変でした。1時間以上は軽くかかったと思います。
私が遅いだけかもしれませんが。。

折って眺めてみると、ほんと 綺麗な構造です。

基本構造は ちょっとまえに過去の表紙にのせたtwisted hexagonに似ています。
こういう基本構造は ちょっと数学好きな人なら気づくと思う。
でも それよりも後半の処理から 最後の仕上げにいたる部分が すばらしいです。
ただの数学者だったら 幾何的基本構造は作れても、バラを作ることは絶対出来ないなと
思いました。


もどる。