菱形12面体の星型






菱形12面体の星型というのが正しいのかな。
菱形12面体の各面を延長してできる、各面の上に四角錘をくっつけたような形です。
でも、個人的には 立方体の4つの辺の中点と面の中心を
結んでできる正四角錘を6つ交差させた形という認識のほうが先に立ちますが。。

ともかく、そういう形を編むことで作ろうと考えました。
初め なんとなくあまり深く考えずに 帯を設計して、
む、俺は変なことをやっているぞ??と気づき、
設計を無理に変更したら やっぱり無理な造形になりました。
しかも かなり粗く造ってますんで もうぼろぼろですね。
鑑賞にあまり堪えません。とほほ。


ひとつのパーツは以下のような形です。
辺の長さが2,√3、√3の2等辺三角形が3つ、
頂角の点を共有するように繋いだものを1ブロックとして、
そのブロック4つを 隣り合わない長さ2の辺が別のブロックと共有されるように 繋いだものを考えます。
この12個の各三角形から重心と2頂点でできる適当な三角形を切り取った形が1パーツ。
ただし、編んだとき、重なる部分を大目にとって5ブロックでひとつのパーツにしています。




さて、もうこのパーツを見た瞬間に あぁこれは駄目だろ。
っつーか 無理だろ。編むのが。とおもったあなたは賢い。
分かっちゃいるんだけど、作り始めてしまった惰性で作業を進めました。

ひとつのパーツは 次のような場所を進んでいます。
分かりにくいですね。。
パーツの上下関係は 省略。
各三角形の面で 3つの帯が3つどもえのようになっています。
ただ、3つどもえの回転の向きが面によって違う。
それがややこしい。



で、結局というか やっぱり無理です。最後の1パーツが。。。泣
あきらめて最後のパーツは帯の上下が適当になっています。

これを作っているうちに、「あぁそうか、あぁいう風に作ればいいのだ」
という別のアイデアが浮かんだのだけども、面倒でまだ取り掛かっていません。



もどる。