4次元立方体
高い次元の立方体が3次元ユークリッド空間に落とす影について考えるために、
3次元の立方体の2次元への影(見取図)について 考えます。
下の図の表されるように、2次元の正方形を対角線方向に縮小して
平行移動したときの軌跡から、3次元の立方体を2次元に射影した
図が得られます。実際には どれだけの比率で縮小するか、どれだけ
の距離移動させるか、という量的な問題もありますが、ここでは
質的なことだけを考えましょう。
同様にして、3次元の立方体を対角線方向に縮小して、平行移動させたときの
軌跡は 4次元立方体が 3次元に落す影になっています。この影の形は
菱形12面体と呼ばれます。
つぶれた立方体。
つぶれた立方体2つ。
片方から他方へ平行移動。
軌跡が4次元立方体の影(菱形12面体に)
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