熱水溶液の性質(解説)

このページでは,熱水溶液の性質を計算するプログラムや計算式を解説します。
(平成30年8月8日更新,前回の更新 平成29年1月19日)

《熱水溶液の性質を計算するプログラム》

私は電脳組が販売するソフトBASIC/98 (ver. 5)をWindows 7上で使用しています。ここでは,私が作成したプログラムをテキスト形式で保存したものをダウンロードできるようにしました。BASIC/98でテキスト形式で保存したファイルを開き,save"***.bas"の形式(アスタリスクはプログラム名)で保存すれば,BASIC/98のプログラムとして使用できます。倍精度書式制御文字の「#」がプログラムリストから脱落することがしばしば起こりますが,コンピュータ内部では倍精度の値として計算されています。これは,「PRINT !」のコマンドを用いて確認できますので,気になる場合はこのコマンドで確認して下さい。

熱力学的性質を計算するプログラム
純水に関するHaar-Gallagher-Kellの式(HGK式)(テキスト形式)
Haar-Gallagher-Kellの式を用いた純水の熱力学的性質に関する計算プログラム(PDF)
(平成30年8月8日PDF更新)
表2中のSの値を訂正しました(計算プログラムの修正はありません)。
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。値が1である変数FTをかけあわせることしか行っていないので,FTを削除しました。これと関係してline 29100とline 29250を削除しました。変数DPDT1はDPDTと同じなのでDPDTに統一しました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。表2中の計算結果の中でCVの値が正しく記入されていなかったことと表6中の計算結果の中で液相のDP/DTの値と気相の圧力が正しく記入されていなかったので訂正しました。これらの訂正は計算結果を表にする時の誤記入を正すものです。その他に,文字の位置調整,表罫線の一部削除,脱字の修正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
line 29850中で読み込む定数UREFとSREFの値を修正しました。これによって,三重点における液相の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。以下に記す変更内容は計算結果に大きな影響を及ぼしません。温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 17200からline 17300を修正しました。気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 27350での判定条件を厳しくしました。line 24000中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 25250中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。line 20700とline 27250中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。不要な印字を行っているline 11410と計算上不要なline 12100を削除しました。line 12100の削除に伴ってline12050中のGOTO文を削除しました。line 12000中の不要なIF文を削除しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 23450を削除し,同じ理由で変数ZZQを含むline 22510,変数GBを含むline 20750,変数HBを含むline 20950を削除しました。前回の更新でline 22310からline 22330,line 22360からline 22370,line 22610を加えましたが,これらを削除して以前の命令文(line 22250とline 22600)に戻しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。実際には不要ですがline 23100を計算に組み込みました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明,温度と圧力から密度を計算する方法およびプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
line 16250と16300と19100は不要なので削除しました。19100の削除に伴いline 19150を修正しました。line 18650中のPをPPPに修正しました。これらの修正は計算結果に影響しません。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数Q2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 13550とline 14950を修正しました。これらの修正は646.3 Kより高温で臨界点までの気液平衡計算を正しく行うための修正です。この修正以外に次の計算結果に影響しない修正を施しています。line 11160を追加し,line 11200からline 11350とline 11450からline 11500を削除しました。そして,line 11400とline 11550を修正しました。これらの修正は重複する計算を省略するためです。line 12650とline 14050とline 15450中のDQをDPDDに改めました。さらに,計算に使用していない変数WMを削除しました。そして,入出力の形式を変えました。
(平成25年11月1日PDF更新)
サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,プログラム中の変数の箇所で用いる数式表記を改めました。
プログラム中の変数QPの説明を訂正しました。ただし,数式の訂正はありません。そして,入出力の形式を変えました。

飽和蒸気圧条件での純水に関するHGK式(テキスト形式)
Haar-Gallagher-Kellの式を用いた飽和蒸気圧における純水の熱力学的性質に関する
計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。値が1である変数FTをかけあわせることしか行っていないので,FTを削除しました。これと関係してline 26300とline 26450を削除しました。変数DPDT1はDPDTと同じなのでDPDTに統一しました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。その他に,文字の位置調整,脱字の修正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
line 27050中で読み込む定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,三重点における液相の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。以下に記す変更内容は計算結果に大きな影響を及ぼしません。温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 19800からline 19900を修正しました。気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 24550での判定条件を厳しくしました。line 18100中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 20900中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。line 14800とline 24450中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。line 23650中の不要な印字を行う命令を削除しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 17550を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 14850,変数HBを含むline 15050を削除しました。また,変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 16400を削除しline 16650中のZZQをQKに置換しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
line 18850と18900と24050は不要なので削除しました。24050の削除に伴いline 24100を修正しました。line 23600中のPをPPPに修正しました。これらの修正は計算結果に影響しません。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数Q2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 11060とline 12310を追加しました。これらの修正は646.3 Kより高温で臨界点までの気液平衡計算を正しく行うための修正です。この修正以外にline 11550とline 12800中のDQをDPDDに改めました。この修正は計算結果に影響しません。計算に使用していない変数WMを削除しました。そして,入出力の形式を変えました。
(平成25年11月1日PDF更新)
解説文書と同内容の部分を削除し,計算のフローシートを解説文書に移動させました。サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,
プログラム中の変数の箇所で用いる数式表記を改めました。プログラム中の変数QPの説明を訂正しました。ただし,数式の訂正はありません。
また,飽和蒸気圧条件での計算に使用しない 変数をプログラム中の変数のリストに 挙げていたので,これらを削除しました。
入出力の形式を変えました。
Program listを見ると,1のProgram listとは サブルーチンの並べ方(行番号)が違っています。並べ方を統一する方 が見栄えが良いのですが,
そのままにしています。

塩化ナトリウム水溶液に関するPitzer-Peiper-Busey式(PPB式)係数補正なし(テキスト形式)
塩化ナトリウム水溶液に関するPitzer-Peiper-Busey式(PPB式)係数補正あり(テキスト形式)
係数補正ありの計算プログラムをいずれ削除します。
塩化ナトリウム水溶液の熱力学的性質を求める計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
「係数補正なし」のプログラムを次のように修正しました。配列変数MGの名前をHGKGに改めました。line 12200中に誤字があったので訂正しました。 
(平成29年 1月19日PDF更新)
誤解を避けるために「水溶液の浸透係数」を「水溶液中の水の浸透係数」に修正しました。プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。その他に,文字の位置調整,表罫線の一部削除,脱字の修正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
「係数補正なし」のプログラムを次のように修正しました。まず,HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。line 31660を追加してMG(37)からMG(40)の値が0になるようにしました。あわせてline 24560を追加しました。さらに,水1g当りに換算した気体定数に水のモル質量をかける演算を気体定数の値をそのまま使用するようにして,line 37060からline 37300を修正してline 37051からline 37310としました。水1g当りの気体定数値は,気体定数を水のモル質量で割って得られる値を丸めて小数第五位まで求めた値です。丸めているために,1g当りの気体定数値に水のモル質量をかけても気体定数の値と厳密には一致しません。今回の修正は,この点を正したものになります。以上の修正の結果,25℃で1気圧の条件下で標準状態での塩化ナトリウムの部分モルエンタルピーと部分モルエントロピーの値がPitzer達が与えた値とほぼ一致するようになりました。不要な演算であるline 23150,line 23200,line 23350です。サブルーチンDEBYEHUCKEL中での密度の単位変換は不要ですので,line 34900,line 35050,line 35100を削除しました。サブルーチンDEBYEHUCKELとサブルーチンNACLAQ中の変数DDをすべてDに改めました。質量モル濃度の入力値が0以下の時には入力し直す命令文をline 11660として付け加えました。臨界温度以上では飽和蒸気圧の計算を行う必要がないのでline 11950を削除してline 11810を追加しました。計算結果にほとんど影響しませんが,温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 14850からline 14950を修正しました。さらに,気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 28200での判定条件を厳しくしました。さらに,line 33450から33800で読み込むパラメータの一部を修正しました。この修正でパラメータの有効桁数が8桁から10桁に改まっています。計算結果に影響しませんが,line 18350とline 28100中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。line 12100中のT=<647.126#の不等式はline 11950のIF文があるので不要となります。そこで,この箇所を削除しました。line 12500からline 12600およびline 13200からline 13250およびline 13350中で使用している変数FHあるいはFTを削除しました。これと関連してline 29610からline 29700,line 29950とline 30100,line 32550とline 32600とline 32950とline 33000を削除し,line 10350を修正しました。そして,line 33050中の文字列A4$を削除しました。変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 19950を削除しline 20200中のZZQをQKに置換しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 21100を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 18400,変数HBを含むline 18600を削除しました。line 21650中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 22900中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。line 11450と11500中の字句(Pitzer et al.)を削除し,line 12200中の印字命令文中の誤字を訂正しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
「係数補正なし」と「係数補正あり」の両方の解説について,UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。サブルーチンUNITについて不要な説明文を削除しサブルーチンBLOCKDATAとPARAMETERSとNACLAQに関して少し加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
「係数補正なし」のline 12200を訂正し,不要なline 13900と13950を削除し,line16300中のPをPPPに改めました。「係数補正あり」についても全く同じ修正を施しました。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数GEXREFとQ2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。変数ZBとZBASEを使用していないので,これらの説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
入力形式と出力形式を改めました。「係数補正なし」および「係数補正あり」のline 23250, 24500, 25450, 25500, 25600, 25650, 25800を訂正し,line 23310を追加しました。 訂正箇所は,定圧熱容量に関するデバイ−ヒュッケルのパラメータに影響を与えます。ただし,その影響は無視できる程度のものです。「係数補正なし」および「係数補正あり」のline 30500を訂正しました。この訂正は計算結果に影響しません。「係数補正なし」のline 32600, line37100からline 37350を訂正し,「係数補正あり」のline 37200からline 37450を訂正しました。これらの訂正も計算結果に影響を及ぼしません。計算に使用していない変数WMを削除しました。
(平成25年11月1日PDF更新)

出力例を示す表2中の説明文を訂正しました。プログラム中の変数DZとDZBとQPの説明を訂正しました。サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,
プログラム中の変数の箇所で用いる数式表記を改めました。そして,引用文献を加えました。このプログラムは公開していますので,典拠を示す際には引用文献を利用してください。
(平成24年7月20日PDF更新)
出力値の説明の中で,過剰エンタルピーと記していたものを過剰モルエンタルピーに訂正しました。
(平成23年11月30日更新)
水の分子量を18.01534に改めてPitzer達のパラメータをそのまま使うプログラムもアップロードしました。 これまでのプログラムと計算結果
において大きな違いはありません。

塩化カリウム水溶液に関するPabalan-Pitzer式(PP式)(テキスト形式)
塩化カリウム水溶液の熱力学的性質に関する計算プログラム(PDF)
(平成30年8月8日更新)
line 40150中でTRとしていた1箇所をTTRに訂正しました。この訂正は計算結果にほとんど影響しません。
(平成30年8月8日PDF更新)
プログラムの修正に対応させて修正しました。
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
誤解を避けるために「水溶液の浸透係数」を「水溶液中の水の浸透係数」に修正しました。プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。その他に,文字の位置調整,表罫線の一部削除,脱字の修正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。計算上は不要なのですが,line 25410を追加しました。さらに,水1g当りに換算した気体定数に水のモル質量をかける演算を気体定数の値をそのまま使用するようにして,line 38060からline 38300を修正してline 38051からline 38060としました。水1g当りの気体定数値は,気体定数を水のモル質量で割って得られる値を丸めて小数第五位まで求めた値です。丸めているために,1g当りの気体定数値に水のモル質量をかけても気体定数の値と厳密には一致しません。今回の修正は,この点を正したものになります。line 11250を削除しました。サブルーチンSECDERIVPで行う演算を減らしました。減らした演算は,line 24000,line 24050,line 24200です。サブルーチンDEBYEHUCKEL中での密度の単位変換は不要ですので,line 36100,line 36250,line 36300を削除しました。サブルーチンDEBYEHUCKELとサブルーチンKCLAQ中の変数DDをすべてDに改めました。入力する質量モル濃度の入力値が0以下の時には入力し直す命令文をline 11410として付け加えline 42200を削除しました。計算結果にほとんど影響しませんが,温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 15700からline 15800を修正しました。さらに,気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 29050での判定条件を厳しくしました。計算結果に影響しませんが,line 19200とline 28950中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。line 12550中のT=<647.126#の不等式を削除してline 12360を追加しました。line 12950からline 13050およびline 13800からline 13850およびline 14000中で使用している変数FHあるいはFTを削除しました。これと関連してline 30350からline 30550,line 30800とline 30950,line 33400とline 33450とline 33800とline 33850を削除し,line 10300を修正しました。そして,line 33900中の文字列A4$を削除しました。変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 20800を削除しline 21050中のZZQをQKに置換しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 21950を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 19250,変数HBを含むline 19450を削除しました。line 22500中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 23750中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。line 12450中のDVAP = 0を削除しました。Remark文であるline 10000を修正しました。変数APHIREF,AHREF,AJREFの値は計算の中で打ちし合って結果に影響しません。そこで,これらの値を計算する箇所と計算値を用いる箇所を削除して整理しました。このために,line 11500からline 12200を削除しました。そして,line 43650,line 43750,line 43800,line 43900,line 43950,line 44050,line 44100,line 44200,line 44450からline 44550,line 44750,line 45000も削除しました。そして,新たに浸透係数などを計算する命令文をline 44960からline 45000として挿入しました。line 14400で印字する計算値が100を超える時があるので,100の位の値を印字するように改めました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンUNITについて不要な説明文を削除しサブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
line 35650中で与えているKClのモル質量を74.555から74.551に訂正しました。この訂正は計算値に影響を与えます。不要なline 12100と14750と14800と17600を削除しました。line 17600の削除と関連してline 17650中のZBをBASEFに修正しました。line 17150中のPをPPPに改めました。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数BITGTとDBDP(I)とDBLDTITGとKCLとQ2Aの説明を訂正し,変数B0JとB0JKCL(I)とB0KCL(I)とB0LとB0LKCL(I)とBJとBLとBM0とSREFとUREFの説明に加筆しています。CPKCL(I)の説明を改めました。変数PHIREFを変数PHILREFに訂正しました。使用していない変数AVREFと使用しないようにした変数ZBの説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 24100, 25350, 26300, 26350, 26450, 26500, 26650を訂正し,line 24160を追加しました。 訂正箇所は,定圧熱容量に関するデバイ−ヒュッケルのパラメータに影響を与えます。ただし,その影響は無視できる程度のものです。line 31350を訂正しました。この訂正は計算結果に影響を及ぼしません。計算に使用していない変数WMとDPDT1を削除しました。変数S0KClを二通りの意味で用いているので,line 40100の命令文をline 40500にまとめて統一しました。line 38100からline 38350を修正しました。この修正も計算結果に影響を及ぼしません。入出力の形式を改めました。
(平成25年11月1日PDF更新)
出力例を示す表2中の説明文を訂正しました。変数MWの説明を訂正し,説明を加えていなかったプログラム中の変数の説明を加えました。
プログラム中の変数の箇所で用いる数式表記を改めました。そして,サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,引用文献を変更しました。
このプログラムは公開していますので, 典拠を示す際には引用文献を利用してください。

(平成23年11月30日更新,PDF更新)
標準状態における塩化カリウムのエンタルピーとギブスエネルギーの計算にバグがあったので訂正しています。また,出力形式を変更しました。


塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液に関するHolmes達の式(テキスト形式)
塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の熱力学的性質に関する計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
誤解を避けるために「水溶液の浸透係数」を「水溶液中の水の浸透係数」に修正しました。プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDT1を使用していないので変数の説明から削除しました。変数DPDXの意味について加筆しました。その他に,文字の位置調整,表罫線の一部削除,脱字の修正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。水1g当りに換算した気体定数に水のモル質量をかける演算を気体定数の値をそのまま使用するようにして,line 39210からline 39450を修正してline 39211からline 39220としました。水1g当りの気体定数値は,気体定数を水のモル質量で割って得られる値を丸めて小数第五位まで求めた値です。丸めているために,1g当りの気体定数値に水のモル質量をかけても気体定数の値と厳密には一致しません。今回の修正は,この点を正したものになります。不要な演算であるline 23500,line 23550,line 23700です。サブルーチンDEBYEHUCKEL中での密度の単位変換は不要ですので,line 37400,line 37550,line 37600を削除しました。サブルーチンDEBYEHUCKELとサブルーチンMGCA中の変数DDをすべてDに改めました。質量モル濃度の入力値が0以下の時には入力し直す命令文をline 11510として付け加えました。計算結果にほとんど影響しませんが,温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 15200からline 15300を修正しました。さらに,気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 28350での判定条件を厳しくしました。計算結果に影響しませんが,line 18700とline 28250中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。line 11850中のT=<647.126#の不等式を削除してline 11660を追加しました。line 12250からline 12350およびline 13200からline 13300およびline 13400中で使用している変数FHあるいはFTを削除しました。これと関連してline 29600からline 29850,line 30100とline 30250,line 32700とline 32750とline 33100とline 33150を削除し,line 10300を修正しました。そして,line 33200中の文字列A4$を削除しました。変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 20300を削除しline 20550中のZZQをQKに置換しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 21450を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 18750,変数HBを含むline 18950を削除しました。line 22000中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 23250中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。line 11750中のDLIQ = 0とDVAP = 0を削除し,DV = DVVの命令文を追加しました。適用可能温度は523.15 K以下ですが,多少温度が高くなっても計算できるようにline 11350を削除しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンUNITについて不要な説明文を削除しサブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
不要なline 14250と14300と17100を削除しました。line 17100の削除と関連してline 17150中のZBをBASEFに修正しました。line 16650中のPをPPPに改めました。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数Q2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。変数ZBを使用していないので,この説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 23600, 24800, 25700, 25750, 25800, 25850, 25950を訂正し,line 23610を追加しました。 訂正箇所は,定圧熱容量に関するデバイ−ヒュッケルのパラメータに影響を与えます。ただし,その影響は無視できる程度のものです。line 30650を訂正しました。この訂正は計算結果に影響を及ぼしません。line 39250からline 39500を修正しました。この修正も計算結果に影響を及ぼしません。変数WMを削除しました。入出力の形式を改めました。
(平成25年11月1日PDF更新)
プログラムで使用している変数で説明を加えていなかったいくつかの変数に説明を加えました。そして,変数の数式表記を改めました。また,サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,引用文献を改めました。
このプログラムは公開していますので, 典拠を示す際には引用文献を利用してください。

(平成24年7月20日PDF更新)
プログラム中の変数に関する説明の中でDB0DPに関する説明式を訂正しました。
(平成24年3月26日更新,PDF更新)
密度の計算式中にバグがあったので訂正しました。計算結果に全く影響しませんが,変数名で0(ゼロ)であるところをO(オー)を用いて
いたものがあったので訂正しました。そして,出力形式を変更しました。

電解質水溶液の飽和水蒸気圧から浸透係数を計算するプログラム(テキスト形式)
飽和水蒸気圧から浸透係数を求める計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。
(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。以下に記す変更内容は計算結果に大きな影響を及ぼしません。温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 20300からline 20400を修正しました。気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 25050での判定条件を厳しくしました。line 18600中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 21400中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。入力した質量モル濃度が0以下の時は再入力するようにline 11110を加えました。line 15300とline 24950中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 18050を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 15350,変数HBを含むline 15550を削除しました。また,変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 16900を削除しline 17150中のZZQをQKに置換しました。line 24150中の不要な印字を行う命令を削除しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
不要なline 19350と19400と24550を削除しました。line 24550の削除と関連してline 24600中のZBをBASEFに修正しました。line 24100中のPをPPPに改めました。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数Q2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。変数ZBを使用しないようにしたので,この説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
変数WMを削除して,WMを使用している箇所をFFH(3)で置き換えました。
(平成25年11月1日PDF更新)
表1の説明文中の濃度を質量モル濃度に改めています。数式表記を改めました。そして,サブルーチンにおける計算の説明を加え,引用文献を追加しました。このプログラムは公開していますので,典拠を示す際には引用文献を利用してください。

電解質水溶液の浸透係数から飽和水蒸気圧を計算するプログラム(テキスト形式)
浸透係数から飽和水蒸気圧を求める計算プログラム(PDF)
(平成30年8月8日PDF更新)
表1の表記を少し改めました(修正ではありません)。
(平成29年 1月19日更新)
配列変数MGの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。

(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。以下に記す変更内容は計算結果に大きな影響を及ぼしません。温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 21500からline 21600を修正しました。気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 26250での判定条件を厳しくしました。line 19800中の(D/DDZ)の二乗を求める演算とline 22600中のDPDTの二乗を求める演算をべき乗ではなく掛算で行うように改めました。入力した質量モル濃度が0以下の時は再入力するようにline 11110を加えました。line 16500とline 26150中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 19250を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 16550,変数HBを含むline 16750を削除しました。また,変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 18100を削除しline 18350中のZZQをQKに置換しました。line 25350中の不要な印字を行う命令を削除しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
不要なline 20550と20600と25750を削除しました。line 25750の削除と関連してline 25800中のZBをBASEFに修正しました。line 25300中のPをPPPに改めました。
(平成26年11月25日PDF更新)
計算方法の箇所に引用文献を加えました。サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数Q2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。変数ZBを使用しないようにしたので,この説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(
平成25年11月25日更新)
変数WMを削除して,WMを使用している箇所をFFH(3)で置き換えました。

(平成25年11月1日PDF更新)
表1の説明文中の濃度を質量モル濃度に改めています。数式表記を改めました。そして,サブルーチンにおける計算の説明を加え,引用文献を追加しました。このプログラムは公開していますので,典拠を示す際には引用文献を利用してください。

塩化ナトリウム水溶液に関するTanger-Pitzer(テキスト形式)
TangerとPitzerの式を用いた塩化ナトリウム水溶液の飽和水蒸気圧を求める
計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数Gの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる他の計算プログラムで定数UREFとSREFの値を修正しましたので,この計算プログラムでも修正しています。line 17400とline 17600で使用していた変数IZZを変数QKに改めました。line 17910を追加して変数QKとQKMの値を求める様にして,これらの値をline 18150,line 18200,line 18550で使用するようにしました。変数DDQQを使用していないのでline 18100を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 19150を削除しました。line 19100中のT*GASCOMを変数RTGに置き換えました。line 28150中のデータ文の表示を一部改めました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してプログラム中の変数に関する内容を修正し,変数VCに関する説明文に加筆しました。プログラム使用上の留意点に加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日)
計算に使用していない変数DELYに関する命令文をline 11650とline 12400から削除しました。line 19250を削除し,この削除と関連してline 19300中のZBASEをBASEFに修正しました。line 21550で与えているDPDDL,line 21750で与えているDMYUSDDL,line 22050で与えているDMYUWATERDDLの符号を変えました。この符号変更に伴ってline 24650で使用するDPDDLとline24700で使用するDMYUSDDLとline 24750で使用するDMYUWATERDDLに−1をかけるようにしました。line 28200で与えているGASCONの値を0.481518から0.481522に変えました。GASCONの値を変えた結果,計算結果が少し変化します。
(平成26年11月25日PDF更新)
気体定数GASCONの値を変えたので表2として示した出力結果も変えました。ただし,飽和水蒸気圧の値は4桁目まで変わりません。出力結果の説明文とプログラム使用上の留意点に少し加筆しました。使用していない変数DELYとZBASEの説明を削除し,変数DMYUSDDLとDMYUWATERDDLとGASCONの説明をプログラムの修正に沿って修正しました。変数RHOVAPORの説明を訂正し,変数RTとRTGとSREFとUREFの説明に加筆しました。プログラムの修正に対応してprogram listを修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 12250中のWTLをWLNACLに訂正しました。これによって高濃度領域での計算が少し速くなりました。
line 20100中のDIFMYUNACLをDIFMYUSに改めましたが,この変更は計算結果に影響しません。line 28050を訂正しました。この訂正は計算結果に影響しません。計算に使用していない変数WMを削除しました。
出力形式を改めました。
(平成25年11月1日PDF更新)
プログラムの説明文に加筆しました。
(平成24年7月20日PDF更新)
計算プログラムの説明文を部分的に更新しました。
(平成23年11月30日更新,PDF更新)
水の分子量を18.01534にしました。
これまでのプログラムと計算結果において大きな違いはありません。


塩化カリウム水溶液に関するHovey達の式(テキスト形式)
(Tanger-Pitzer式の塩化カリウム水溶液への適用)
Hovey達の式を用いた塩化カリウム水溶液の飽和水蒸気圧を求める計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数Gの名前をHGKGに改めました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる他の計算プログラムで定数UREFとSREFの値を修正しましたので,この計算プログラムでも修正しています。line 17400とline 17600で使用していた変数IZZを変数QKに改めました。line 17910を追加して変数QKとQKMの値を求める様にして,これらの値をline 18150,line 18200,line 18550で使用するようにしました。変数DDQQを使用していないのでline 18100を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 19150を削除しました。line 19100中のT*GASCOMを変数RTGに置き換えました。line 27950とline 28050中のデータ文の表示を一部改めました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してプログラム中の変数に関する内容を修正し,変数VCに関する説明文に加筆しました。プログラム使用上の留意点に加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日)
計算に使用していない変数DELYに関する命令文をline 11600とline 12350から削除しました。line 19250を削除し,この削除と関連してline 19300中のZBASEをBASEFに修正しました。line 21550で与えているDPDDL,line 21750で与えているDMYUSDDL,line 22050で与えているDMYUWATERDDLの符号を変えました。この符号変更に伴ってline 24550で使用するDPDDLとline24600で使用するDMYUSDDLとline 24650で使用するDMYUWATERDDLに−1をかけるようにしました。line 28100で与えているGASCONの値を0.481518から0.481522に変えました。GASCONの値を変えた結果,計算結果が少し変化します。
(平成26年11月25日PDF更新)
気体定数GASCONの値を変えたので表2として示した出力結果も変えました。ただし,飽和水蒸気圧の値は4桁目まで変わりません。出力結果の説明文とプログラム使用上の留意点に少し加筆しました。使用していない変数DELYとZBASEの説明を削除し,変数DMYUSDDLとDMYUWATERDDLとGASCONの説明をプログラムの修正に沿って修正しました。変数RHOVAPORの説明を訂正し,変数RTとRTGとSREFとUREFの説明に加筆しました。プログラムの修正に対応してprogram listを修正しました。
(平成25年11月1日更新)
line 12200中のWTLをWLKCLに訂正しました。これによって高濃度領域での計算が少し速くなりました。
line 20100中のDIFMYUNACLをDIFMYUSに改めましたが,この変更は計算結果に影響しません。line 27950を訂正しました。この訂正は計算結果に影響しません。計算に使用していない変数WMを削除しました。
出力形式を改めました。
(平成25年11月1日PDF更新)
プログラムの説明文に加筆しました。
(平成24年7月20日PDF更新)
計算プログラムの説明文を部分的に更新しました。
(平成23年11月30日更新,PDF更新)
水の分子量を18.01534にしました。
これまでのプログラムと計算結果において大きな違いはありません。


塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液に関するPitzer式(テキスト形式)
塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の熱力学的性質に関する計算プログラム(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
配列変数GHGKの名前をHGKGに改め,配列変数CHGKの名前をHGKCに改めました。Remark文であるline 33250とline 33600は誤解を生むので削除しました。
(平成29年 1月19日PDF更新)
誤解を避けるために「水溶液の浸透係数」を「水溶液中の水の浸透係数」に修正しました。プログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。変数DPDXの意味について加筆しました。変数QPXの説明を修正しました。

(平成28年 3月 1日更新)
HGK式を用いる計算に使用する定数であるUREFとSREFの値を修正しました。これによって,純水の三重点において液体状態の純水の内部エネルギーとエントロピーの値が0に近い値になりました。水1g当りに換算した気体定数に水のモル質量をかける演算を気体定数の値をそのまま使用するようにして,line 36660からline 36900を修正してline 36661からline 36670としました。水1g当りの気体定数値は,気体定数を水のモル質量で割って得られる値を丸めて小数第五位まで求めた値です。丸めているために,1g当りの気体定数値に水のモル質量をかけても気体定数の値と厳密には一致しません。今回の修正は,この点を正したものになります。さらに変数SWSPEC,HWSPEC,GWSPEC,CPWSPECを削除するためにline 40950からline 41100での演算を変数S,H,G,CPを用いて行うようにしました。これらの修正は計算結果に大きな影響を与えません。不要な演算であるline 23400,line 23450,line 23600です。サブルーチンDEBYEHUCKEL中での密度の単位変換は不要ですので,line 34850,line 35000,line 35050を削除しました。サブルーチンDEBYEHUCKELとサブルーチンMGCA中の変数DDをすべてDに改めました。質量モル濃度の入力値が0以下の時には入力し直す命令文をline 11410として付け加えました。計算結果にほとんど影響しませんが,温度と圧力から密度を計算するための収束条件を厳しくするためにline 15200からline 15300を修正しました。さらに,気液平衡条件を満足しているのかどうかをチェックするline 28250での判定条件を厳しくしました。計算結果に影響しませんが,line 18650とline 28150中のT*GASCONとGASCON*Tをいずれも変数RTに改めました。line 11750中のT=<647.126#の不等式を削除してline 11560を追加しました。line 12250からline 12350およびline 13150からline 13200およびline 13350中で使用している変数FHあるいはFTを削除しました。これと関連してline 29500からline 29750,line 30000とline 30150,line 32600とline 32650とline 33000とline 33050を削除し,line 10300を修正しました。そして,line 33100中の文字列A4$を削除しました。変数ZZQは変数QKに置換できるので,line 20200を削除しline 20450中のZZQをQKに置換しました。変数DDQQは計算に使用していないのでline 21350を削除しました。同じ理由で変数GBを含むline 18700,変数HBを含むline 18850を削除しました。line 21900中の(D/DDZ)の二乗とline 23150中のDPDTの二乗を求める演算を改めました。line 11650中のDLIQ = 0とDVAP = 0を削除し,DV = DVVの命令文を追加しました。適用可能温度は523.15 K以下ですが,多少温度が高くなっても計算できるようにline 11260を削除しました。プログラム全体に渡って,割り算を連続して行う時には括弧で括って計算するようにしました。
(平成28年 3月 1日PDF更新)
UREFとSREFの値の修正と関連してサブルーチンTHERMDTの説明とプログラム中の変数に関する内容を修正しました。サブルーチンUNITについて不要な説明文を削除しサブルーチンQQTDとCORRTPDLDVDELGの説明に加筆しました。入力について加筆しました。その他のプログラムの修正に対応させてプログラム中の変数とprogram listを修正しました。
(平成26年11月25日更新)
不要なline 14250と14300と40250を削除しました。line 16650中のPをPPPに改めました。
(平成26年11月25日PDF更新)
サブルーチンBASEDTの説明を訂正しました。プログラム中の変数D2PDT2とD2PRESIDDT2とQ2Aの説明を訂正し,変数SREFとUREFの説明に加筆しています。変数B1Vを使用していないので,この説明を削除しました。プログラムの修正に対応させてprogram listを修正しました。内容の変更ではありませんが,その他にも細かい所を修正しました。
(平成25年11月25日更新)
変数A(I)をAHGK(I),変数C(I)をCHGK(I),変数MG(I)をGHGK(I)に改めました。変数AAは1であるので削除し,変数INCを定数36に改め,変数DPDT1,RHGK,WMを削除しました。さらに,変数D2PDDDD1,D2PDTDT1,D2PRESIDDDDD1を削除し,これらの変数を使用しているline 23350からline 26300のサブルーチンの該当箇所を修正しました。そして,line 23500, 24700, 25600, 25650, 25700, 25750, 25850を訂正し,line 23525を追加しました。line 23350からline 26300中での訂正箇所は,定圧熱容量に関するデバイ−ヒュッケルのパラメータに影響を与えます。3 mol/kgの水溶液1 g当たりの定圧熱容量に与える影響は0.0001 J/g K あるいはそれ以下で,計算結果に与える影響は無視できます。line 40100を訂正しました。この訂正は過剰部分モル定圧熱容量の計算値を訂正するためのものです。ただし,この訂正は水溶液1g当たりの定圧熱容量の計算値に影響を及ぼしません。 line 30550を訂正しました。この訂正は計算結果に影響を及ぼしません。line 36700からline 36950とline 40550,40650,40750を修正しました。この修正も計算結果に影響を及ぼしません。line 11260を追加しました。そして,入出力の形式を改めました。
(平成25年11月1日PDF更新)
プログラムで使用している変数で説明を加えていなかったいくつかの変数に説明を加えました。そして,変数の数式表記を改めました。入力に関する説明を修正し,出力結果中のAJ/Rの値を訂正しました。また,サブルーチンにおける計算の説明に加筆し,引用文献を改めました。
このプログラムは公開していますので, 典拠を示す際には引用文献を利用してください。
(平成24年4月14日更新,PDF更新)
エントロピーの計算にバグがあったので訂正しました。




解説
純水のヘルムホルツエネルギーを与えるHaar-Gallagher-Kellの式(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
Haar達の式とKestin達の式の間での違いについて,臨界点付近での計算の不確かさについて,そして温度・圧力条件からの密度の計算方法について加筆を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
理想気体のヘルムホルツエネルギーと三重点を基準状態にしていることに関する説明に加筆し引用文献を付け加えました。また,気液平衡計算について少し加筆しました。その他数箇所にフォントの変更や表罫線の削除など内容には影響しない修正を施しています。
(平成25年11月1日更新)
数式表記を改めました。ただし,数式の訂正はありません。また,飽和蒸気圧の計算方法について,計算プログラム中で示していた部分を転記して加筆しました。そして,数箇所の誤字を訂正しました。
(平成20年3月18日作成,平成23年11月30日更新)


電解質水溶液の熱力学(Pitzer式)(PDF)
(平成30年8月8日更新)
図1を加えました。混合ギブスエネルギー,希釈熱,溶解熱,標準生成ギブスエネルギーを表す記号を修正しました。理想溶液を表す記号も改めています。式(1.14.2)と式(1.15.1)の表記を改めました(訂正ではありません)。式(1.18.1)を追加して数式番号を付け替えました。式(1.23)から式(1.31)の数式番号を入れ替えました。式(1.23),(1.24),(1.28),(1.29)に関する説明文を修正しました。式(1.33)を削除して数式番号を付け替えました。式(1.32.1),(1.32.2),(1.33.1),(1.33.2)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(3.10.1)から式(3.10.4)を移動させて式(1.41.1)から式(1.41.4)にしました。式(2.2.2)と式(2.2.3)の表記を改めました(訂正ではありません)。式(2.4),(2.5),(2.11)の説明文に加筆しました。式(2.12),(2.15.1),(2.18.2),(2.19.2),(2.20.2),(2.21.1),(2.21.2),(2.25),(2.27)の表記を改めました(訂正ではありません)。式(2.14.1)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(2.16.3)を追加して,それまでの式(2.16.3)を式(2.16.4)としました。式(2.27)を式(2.29)にして,それまでの式(2.28)から(2.29.3)を式(2.27)から(2.28.3)にしました。式(2.46.1)と式(2.46.2)を削除して式(2.46.3)を式(2.46)にしました。式(2.51),(2.53),(2.54)に途中経過を表す式を追加しました。式(2.60.1)を訂正しました。式(2.62.1)から式(2.69.2)を数式番号付きの式として追加し,新たに式(2.79)を加えました。これら以降の数式の番号を付け替えました。訂正ではありませんが式(2.105.1),(2.105.2),(2.105.3),(2.107)を改めています。過剰ギブスエネルギーを表す式(3.10)を付け加えました。式(3.12),(3.13.2),(3.16)中の偏導関数で一定にする変数を質量モル濃度からイオン強度に訂正しました。微分希釈熱の説明のために式(3.27)から式(3.31)を付け加えて,これら以降の数式番号を付け替えました。訂正ではありませんが式(3.38),(3.39),(3.40)を改めています。水の部分モル相対エンタルピーと電解質の見かけの相対エンタルピーを関連付けるために式(3.44)から式(3.49.2)を付け加えました。四章の題目を改めるとともに定容熱容量の計算式について簡単に加筆しました。式(4.1)と式(4.4)で用いる記号を修正しました。式(4.2)を削除して,これ以降の数式番号を付け替えました。式(4.6.1),(4.6.2),(4.8)の偏導関数で一定にする変数を質量モル濃度からイオン強度に訂正しました。訂正ではありませんが式(4.22)と式(4.23)を改めています。式(4.27)で使用する記号を修正しました。この応じて式(4.28)と式(4.29)中の記号も修正しました。定容熱容量の計算式を式(4.30)として追加しました。5.1の見出しを改めました。式(5.7.2)と式(5.10)の偏導関数で一定にする変数を質量モル濃度からイオン強度に訂正しました。式(5.18)の表記を改めました(修正ではありません)。式(5.21)から式(5.23)を削除して,これ以降の数式番号を付け替えました。数式番号を付け替えた後の式(5.20)と式 (5.21)を改めています(訂正ではありません)。式(5.25)で使用する記号を修正しました。これに応じて,式(5.26)と式(5.27)中の記号も修正しました。式(6.3),(6.4.1),(6.4.2),(6.4.3),(6.6)中の偏導関数で一定にする変数を質量モル濃度からイオン強度に修正しました。式(6.7)を追加して,これ以降の数式番号を付け替えました。式(6.12.2)中の偏導関数で一定にする変数を質量モル濃度からイオン強度に修正しました。式(7.9)を修正しました。訂正ではありませんが式(8.3)と式(8.7)を改めました。そして,式(8.7)を変形した式(8.8.2)を追加し,以降の数式番号を付け替えています。等エントロピー過程に関する説明文を加えて式(8.11)から式(8.16)を追加しました。本文中で引用していながら文献の所で抜けていたものを追加しました。付録1として示した記号一覧を記号の追加や変更に応じて修正し,一部の記号については記号の意味の箇所を訂正しました。そして物理定数の値も新しいものに改めました。式(B1)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。あわせて本文の内容に即して式(B7),(B8.1),(B10)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(B11.1)から(B11.4)を式(B11)から(B14)に改めるとともに,これ以降の数式番号を付け替えています。式(B21)を式(B49.3)にして,これ以降の数式番号を付け替えています。指数表記が単純なものはexpを用いずにeに上付き文字を付けて表すことにしました。式(B48)を追加しました。式(B50)を修正しました。図B1と図B2に凡例を付けました。表C1中で化学式に誤りが一か所あったので修正しました。表D1中で文字揃えを改めました。付録5中で本文中の数式番号を用いることにして,数式番号を付け替えました。さらに変数表記を改めました。そして式(E10.1)と式(E10.2)を追加しました。式(E5)と式(E16)について指数関数の表記を改めました。式(E7)と式(E11)の表記を改めました。式(E24)を追加しました。付録8の見出しを改めて密度の圧力に関する偏導関数の計算式を付け加えました。訂正ではありませんが,式(G9),(G10),(G11),(G12)の表記を改めました。式(H10)と式(H11.1)を訂正しました。式(H24)を追加して,これ以降の数式番号を付け替えています。付録10に式(J5)を付け加えて,それまでの式(J5)を式(J6)に改めました。その他にも全体を通して誤字や書体の誤りを修正し,説明文の追加や不要な説明文の削除を行いました。
(平成29年 1月19日更新)
付録2を新たに追加して,それまでの付録2以降について付録番号や数式番号や表番号を付け替えました。付録5中の式(E8)を訂正し,訂正ではありませんが式(E9)の表し方を変えました。付録6中の式(F12)と(F13.1)を訂正し,式(F11)と(F14)に関する説明文に少しだけ言葉を補いました。あわせて,付録6中のいくつかの式について字間を調整しました。式(1.15.1)中で変数の並べ方を変えました。式(1.39),(1.39.2),(1.41.2)の表し方を変えました。イオンの平均活量係数を導く時に(1.41.2)を再掲していますが,再掲する位置を変えました。式(2.71),式2.94),式(2.95)に関連する説明に少しだけ加筆しました。式(3.1)と式(3.2)で用いていたブラケットを括弧に訂正しました。その他に誤字と字体の訂正,表中の文字の位置調整と罫線の挿入を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
浸透係数と過剰ギブスエネルギーの定義について加筆し,引用文献の追加し,更新版では式(1.8),(1.17),(1.18.1),(1.18.2)を追加しています。さらに,式(2.91)から(2.93)を式(2.71)から(2.73)に改めて,数式番号を式(2.94)の前まで付け替えています。これらの結果,大部分の数式番号を付け替えています。さらに,定圧モル熱容量に関する付録を付録8として追加し,これに合わせて付録の番号と付録中の数式番号を付け替えています。式(4.22)と式(4.23)の右辺中でイオン強度の3/2乗としている箇所を訂正しました。式(2.39)と関連する説明に修正を加えています。追加ではありませんが,式(1.32.1),(1.35.1),(1.38.1),(1.39.1),(1.40.1)は修正後のものです。式(4.25)の右辺は最初の分母を訂正したものです。付録4中の式(D11)に関する説明を少し長くしました。付録7中の式(G7.1)に関する説明に加筆し,説明のために新たな数式を加えました。この関係で,式(G7.1)から式(G16)が式(G11.1)から式(G20)になるように数式番号を変更しています。さらに,訂正ではありませんが式(G18.2)と式(G20)中の項の並べ方を変えています。その他に,誤字の訂正やフォントの変更を行っています。
(平成26年11月25日更新)
式(2.79),(2.80)を訂正しました。1ページ中の誤字を訂正しました。訂正ではありませんが,式(2.90)を修正しました。Robinson and Stokes (2002)に関する引用表記に加筆しました。
(平成25年11月1日更新)
「デバイ―ヒュッケルの極限定数」を「デバイ―ヒュッケルのパラメータ」に統一しました。表C1に新たな脚注を加えました。文字の書体(イタリック体あるいはローマン体)を数箇所訂正しました。式(2.36)の右辺と式(2.43.1)の左辺を訂正しました。その他に数箇所の誤字脱字の訂正と用語の修正を行いました。式(2.91)の説明に引用を追加しました。
(平成25年1月30日更新)
式(2.57), (2.58), (2.59), (2.60.1), (2.60.2), (3.28), (4.10), (4.15), (6.2.2), (D28), (E1), (H1.1), (H2), (H3)を訂正しました。他にも,内容に影響のない範囲で字句等の修正を施しています。
(平成24年7月20日更新)
飽和水蒸気圧条件下での熱容量に関する部分を削除し,表記方法を改めるとともに数式中の誤り(数箇所)を訂正しました。
(平成23年1月14日作成)


混合電解質水溶液のPitzer式(PDF)

(平成30年8月8日更新)
角括弧をブラケットに言い換えました。混合ギブスエネルギーと理想溶液のギブスエネルギーを表す記号を改めました。訂正ではありませんが式(9.7)中の表記を改めました。式(9.22.1),(9.22.2),(9.27.2)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(9.64)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(9.36)から式(9.43)の数式番号を付け替えました。式(9.64)の説明文を訂正しました。式(9.88.2)と式(9.90)を追加しました。式(10.45.1)から式(10.45.4)と式(10.70)を追加しました。このため数式番号を付け替えています。訂正ではありませんが式(10.7)中の表記を改めました。式(10.16)と式(10.19.2)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(10.32)を訂正しました。式(10.44.1),(10.44.2),(10.46.1)中の偏導関数で一定にする変数を修正しました。式(10.71)と式(10.100)の説明文を訂正しました。第11章で結論として得られる式(11.23)と式(11.30.1)および式(11.30.2)には導き方には不正確な所があるので,第11章をほぼ全面的に改めました。式(11.23.2)の説明を改めました。式(12.11)を追加して,これ以降の数式番号を付け替えました。式(12.1)と式(12.1)の説明文中で用いる変数を改めました。この結果,式(12.12),(12.14),(12.15),(12.17),(12.18),(12.20),(12.21),(12.23),(12.24)中で使用する変数の記号とその説明も改めています。図1の説明文で不要な箇所を削除しました。表1の一部を削除して,表全体を小さくしました。付録1から付録3を付録12から付録14に改めて,数式や表の番号を付け替えました。付録12中で示す物理定数の値を改めるとともに一部の記号に関する説明文を修正しました。付録13中で付録2で導いた電位の計算式を繰り返し導いていたので,この箇所を削除しました。式(L1)で用いている記号の一部を改めました。式(L6)を修正しました。式(L7.1)と(L7.2)を追加して,これ以降の数式番号を付け替えました。式(L8)を修正しました。式(L13.1)から(L13.3)と式(L14)中で用いていた変数Jを変数Uに訂正しました。式(L23)を式(L23.1)と(L23.2)に分けました。式(L26.3)の表記を改めました(修正ではありません)。その他にも説明文の追加や不要な説明文の削除を行いました。そして,誤字や脱字や書体の誤りなどを修正しました。
(平成29年 1月19日更新)
付録2を追加して,それ以降の付録の表番号を付け替えました。これも訂正ではありませんが,式(12.5)から(12.10)や表1中で用いている変数の表し方を変えました。訂正ではありませんが,図1の縦軸を改めました。式(9.89.1)中の下付き文字を一箇所訂正しました。式(10.31)と(10.34)の右辺を訂正しました。式(9.28.2),(9.29.2),(9.30.2),(9.31.2),(10.21.2),(10.112.1),(11.15.2),(11.16.2),(11.17.2)の表し方を変えました。
(平成28年 3月 1日更新)
浸透係数と過剰ギブスエネルギーの定義について加筆し,引用文献の追加し,式(9.6.1)から(9.9.2),(10.6.1)から(10.9.2),(11.4.1)から(11.7.2)を追加しています。この結果,大部分の数式番号を付け替えています。式(9.64)は一か所欠落していた「+」記号を付け加えたもので,式(9.79)は一か所余分にあった「+」記号を削除したものです。式(9.80)中で下付き文字を一か所「Y」から「N」に訂正しています。式(10.25)と(10.26)は絶対値の記号が陽イオンの電荷数に付いていたり陰イオンの電荷数に付いていなかったりしていた誤りを訂正したものです。式(10.32)と(10.33)に誤りがったので訂正を加えています。式(10.56.2)の最後の行の先頭に「+」記号を付けています。式(10.66.2)を訂正しています。式(10.89.1)と式(10.90.1)に関する説明文を訂正しています。式(10.106.1)は陽イオンNの電荷数に絶対値が付いていたものを訂正した式です。式(11.18)と式(11.19)の説明文を修正しました。式(11.3)は下付き文字を一か所「L」から「O」に訂正したものです。図1中に余分な文字が重なっていたので削除しています。式(12.13)に関する説明文に加筆しています。式(12.14)と式(12.15)を訂正しています。式(12.16)と式(12.19)に関する説明文に加筆しています。式(12.20)と式(12.21)を訂正しています。式(12.22)に関する説明文に加筆しています。その他に,イオンの平均活量係数を表すための±の記号の追加,誤字の訂正やフォントの変更を行っています。
(平成26年11月25日更新)
式(9.60)と式(9.86.2)の右辺中で「+」記号が一か所欠落していたので訂正しました。式(12.4)から式(12.22)の数式番号を式(12.5)から式(12.23)に付け替えて,新たに式(12.4)を追加しました。そして,式(12.4)に沿うように式(12.5)中の変数を修正しました。訂正ではありませんが,式(9.6)と式(10.6)と式(11.4)を修正しました。
(平成25年11月1日更新)
電解質の濃度が0に近づくと浸透係数の値は1に近づきます。これを記した二箇所を訂正しました。「デバイ―ヒュッケルの極限定数」を「デバイ―ヒュッケルのパラメータ」に統一しました。式(9.22.1)と式(9.23.1)の右辺の書体を訂正しました。式(10.41)に説明文を加えました。式(10.64.2)を訂正し説明文を加えました。式(10.81.1)中の下付き文字1箇所を訂正しました。式(10.91.2)に説明文を加えました。式(10.97)中の下付き文字1箇所を訂正しました。式(10.106.2)中の文字Xの書体を訂正しました。式(10.110.2)に説明文を加えました。式(11.17)を訂正し,その説明を修正しました。式(11.19)を訂正しました。式(12.12)あるいは式(12.15)あるいは式(12.18)あるいは式(12.21)を用いることに関する説明に引用文献を加えて構成を改めました。式(2.59*)を訂正しました。本文中の引用文献を追加し,付録2中の引用文献での誤字を訂正しました。その他にも内容を一切変更しない範囲で数箇所の誤字等の字句修正を施しています。
(平成24年7月20日作成)


飽和水蒸気圧条件における電解質水溶液の浸透係数,熱容量,蒸発熱 (PDF)
(平成30年8月8日更新)
式(21)を訂正しました。wt%をmass%に修正し,標準圧力の単位をMPaにしました。純水と水溶液に関する記号,気相液相の区別に関する記号を改めました。付録2中の式(A2.1),(A2.2)を修正し説明文を訂正しました。その他にも誤字を訂正し,偏微分に関する表記方法を改めるとともに本文の一部の修正と書式変更を施しました。

(平成29年 1月19日更新)
誤解を避けるために「水溶液に関する浸透係数」を「水溶液に関して水の浸透係数」に修正しました。
(平成28年 3月1日更新)
式(45)の左辺で用いているバーは誤りなので削除しました。
(平成25年11月1日更新)
式(14)を新たに加えて,数式番号を付け替えました。式(23), (24.2), (24.3), (26), (28)中でGへの右上付き文字が欠落している箇所があったので訂正しています。式(28)中でGへの右下付き文字が欠落していましたので,訂正しています。付録2を追加しました。そして,いくつかの数式と記号について表記を修正しました。いくつかの誤字を訂正しました。付録1中で示したRの値を訂正しています。
(平成24年7月20日作成)

Pitzer達が与えた塩化ナトリウム水溶液に関するPitzer式(PDF)

(平成30年8月8日更新)
計算プログラムを本ページ上部で示していますが,係数補正を加えた計算プログラムに関する記述を削除しました。削除とともにPPB式についての補足を書き加えています。混合ギブスエネルギーと水溶液の記号を改めました。式(26),(34),(36),(58),(64)で一定にする変数を修正しました。
(平成29年 1月19日更新)
本文中に見出された脱字の訂正を行いました。
(平成28年 3月 1日更新)
「係数補正なし」のプログラムを用いた時,Pitzer et al. (1984)中の数表値との食い違いを文章にしていましたが,これらを表3から表35としてまとめました。この結果,表3としていたものが表36,表4としていたものが表37になりました。式(16)と式(14)を比較する文中の「小さくなる」を「大きくなる」に訂正しました。その他,本文の内容を変えない範囲で修正を行いました。
(平成25年11月1日更新)
「電解質水溶液の熱力学(Pitzer式)」で示した式と同じ式を示していることが多いので,全く同一の資料1を削除し,一部の式を簡略化し,式(19)と式(60)と式(68)を削除して数式番号を付け替えました。番号を付け替えた数式中の式(49)と式(69)と式(70)を訂正しました。さらに,数式(8)に関する説明を訂正しました。その他に,訂正ではありませんが,見出しの一部や数式表記等を改めています。
(平成20年6月12日作成,平成21年3月6日更新,平成23年11月30日更新)


Pabalan and Pitzer (1988)の塩化カリウム水溶液に関するPitzer式(PDF)
(平成30年8月8日更新)
式(27)の説明文を訂正しました。式(38.1)を訂正しました。式(49)の説明文を訂正しました。式(64)と式(65)の数式番号を入れ替えて,これらの説明文の位置も入れ替えました。図1の説明を行っている本文中で絶対温度で表示していた温度を摂氏温度で表示するように訂正しました。図1中で縦軸と横軸に単位を入れました。その他にも字句の修正や書式の変更を一部に施しています。
(平成29年 1月19日更新)
訂正ではありませんが,図1を修正し説明文に加筆しました。
(平成28年 3月 1日更新)
比体積(密度の逆数)の計算値について加筆しました。これは,PP式の適用可能濃度領域と関連します。文献を追加し,文献中の著者に関する誤字を訂正しました。その他に式(45)の左辺中のTを斜体にしました。
(平成26年11月25日更新)
式(62)を訂正しました。
(平成25年11月1日更新)
解説文書の構成を改めました。(ア)一部の数式を削除して新たな数式を加えました。この結果,数式番号がかなり変わっています。さらに,数式表記を改めました。数式で訂正したものは,更新後の式(58)だけです。なお,削除した数式で誤っていたものはありません。(イ)Pabalan and Pitzer (1988)が計算式を求めた手順に関する解説を詳しくしました。また,Pabalan and Pitzer (1988)中で用いられているK
1,K2,fL,fGの意味を記しました。そして,Pabalan and Pitzer (1988)が求めた計算式を25℃で1 barにおけるPabalan and Pitzer (1988)の式をPitzer and Mayorga (1973)やSilvester and Pitzer (1978)が与えた計算式と比較しました。(ウ)更新後の式(74)から得られる密度に関する記述を訂正しました。(エ)引用文献を追加しました。
(平成20年6月12日作成,平成21年3月6日更新,平成23年11月30日更新)


Holmes達の塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液のPitzer式(PDF)
(平成29年 1月19日更新)
「資料1」を「付録1」に修正しました。
(平成25年11月1日更新)
数式表記を改めました。Holmes達が使用した経験的係数をzに下付き文字を付けて表すようにしました。そして,本文中でHolmes and Mesmer (1994)としていた箇所をHolmes and Mesmer (1996)に訂正しました。式(3)中で記号「+」が続いていたので「+」を一つ削除しました。式(22)とその説明文を訂正しました。その他にも内容に影響しない字句の修正を施しました。
(平成21年3月6日作成,平成23年11月30日更新)


電解質水溶液の浸透係数と凝固点の関係(PDF)
(平成30年8月8日更新)
式(24.1),(24.2),(26),(27.2),(27.3),(28.1),(28.2)中で偏導関数を求める時に一定にする変数を訂正しました。本文中での偏微分に関する表記や記号の一部を改めるました。訂正ではありませんが本文の一部を修正しました。
(平成29年 1月19日更新)
誤解を避けるために「水溶液の浸透係数」を「水溶液中の水の浸透係数」に修正しました。
(平成28年 3月 1日更新)
希薄な水溶液に関する記述に加筆しました。
(平成26年11月25日更新)
氷の融点に関する記述を最近の報告に沿って改めました。式(21)の留意点を数行加筆しました。
(平成25年11月1日更新)
式(5)の説明文までの部分に加筆し,水の活量を表す式を削除しました。式(21)の説明文に加筆しました。式(29)に関する説明やこの式とPitzer式との関係を加筆しました。式(43)を訂正しました。この訂正はエネルギーの単位をJに揃えるためのものです。過冷却水と氷の飽和水蒸気圧について加筆しました。そして,引用文献を追加し,数式表記を改めています。
(平成22年3月4日作成,平成23年11月30日更新)


塩化ナトリウム水溶液と塩化カリウム水溶液に関するTanger-Pitzer式(PDF)
(平成30年8月8日更新)
偏微分に関する表現を改めて水溶液の密度や体積を表す記号を改めました。
(平成28年 3月 1日更新)
字体と誤字の訂正を行いました。
(平成26年11月25日更新)
式(18.1)と式(18.2)に関する説明を訂正しました。そして,臨界点の計算に関する章を設け,連立非線形方程式の箇所に加筆しました。これらの加筆に伴って文献を追加しています。式(54)と式(60)を訂正しました。その他にも数箇所の用語を修正し,いくつかの誤字を訂正し,上付き記号の変更を数箇所で行いました。なお,計算プログラムでは収束条件を正しく取り扱っています。
(平成24年7月20日更新)
塩化ナトリウムの式量など数箇所を訂正しました。
(平成23年1月14日作成,平成23年11月30日更新)

塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の熱力学的性質について(PDF)
(平成30年8月8日更新)
式(12)中の表記を改めました(訂正ではありません)。希釈熱の記号と水溶液1g当りの体積や定圧熱容量の記号を改めました。
(平成29年 1月19日更新)
引用文献を追加しました。数箇所について字体と脱字の修正を施しました
(平成26年11月25日更新)
引用文献を一つ加えました。字体の訂正を二箇所で行いました。
(平成26年11月25日更新)
式(12)と式(19)を訂正しました。
(平成25年11月1日更新)
下付き文字の表記を訂正し,本文中の用語を一部訂正しました。
(平成25年1月30日更新)
式(8), 式(10)の説明文, 式(47)で用いる19番目と20番目のrdを与える式,式(55)から式(57),式(68),式(70)を訂正しました。他にも,内容に影響のない範囲で字句等の修正を施しています。ただし,計算プログラムに訂正はありません。なお,uploadの時点ではまだ印刷中ですが,掲載ページが分かっているものを1つ引用しています。
(平成24年3月26日作成,平成24年4月14日更新)




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