ＤＶ－Ｘα 関連書籍

スレーター分子軌道計算　菅野暁監訳／足立裕彦・塚田捷訳　東京大学出版会　1982年
Ｘα法を提唱したスレーターの遺稿の訳本。1960年から1975年にかけて書かれた７巻に及ぶ物質の量子論に関する著書の最後を飾るもの。Ｘα法の詳細について述べられている。
量子材料化学入門－ＤＶ－Ｘα法からのアプローチ－　足立裕彦著　三共出版　1991年
京都大学・足立教授により書かれたＤＶ－Ｘα法の入門書。入門とあるが、一般的な分子軌道法から、ＤＶ－Ｘα法の解説、さらに様々なクラスターの計算結果とその解説が含まれている。ＤＶ－Ｘα法を使おうという人の必読の書。
密度汎関数法とその応用　里子允敏・大西楢平共著　講談社
分子・クラスターや固体のクラスターモデルなどの有限系への密度汎関数法の適用について，基礎理論，具体的な計算方法，そして種々の物質に対する計算結果について解説した画期的な本である．とくに具体的な計算方法については詳細な記述があり，実際に自分で新しいプログラムを作成する人にとっては，必読書であろう．「なぜクラスターによる電子状態計算なのか」や「バンド計算とクラスター計算との対応はどうなっているのか」などのFAQ についても的確な説明が得られる．
ＤＶ－Ｘα法による電子状態計算　ーそのプログラムと解説ー　著者：岩沢美佐子、足立裕彦　編者：ソニー中央研究所；早藤貴範、今永俊治、木村仁史　三共出版株式会社
　詳しくは、本の題のリンクをクリックしてください。「はじめに」の部分が掲載されており、ＤＶ－Ｘα法のプログラムの歴史が述べられています。
「金属材料の量子化学と量子合金設計」　著者：足立裕彦、森永正彦、那須三郎　三共出版株式会社
　　詳しくは、本の題のリンクをクリックしてください。「序文」が掲載されております。
Understanding Chemical Reactivity Vol. 12: Density Functional Theory of Molecules, Clusters, and Solids Ed. by D. E. Ellis, Kluwer Academic Publishers, BOSTON, 1995
密度汎関数法についてかかれたＰｒｏｆ．Ｅｌｌｉｓ編集による解説書。非常に基礎的な話から、応用まで１０章にわたって書かれている。また、原子をエンベッドする方法についても解説がある。

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