問6の答え(初等算数 2006年度)


私の期末試験は どの科目も 大抵 5問構成になっておりまして、 末尾に

問6 (どれもさっぱり分からない人のために)何か面白いことを書いて下さい。

とあります。私としては 黙々と試験の採点だけをしていると 滅入って来るので
何か面白いことが書いてあれば、採点が少し楽しくなるかな、
と思って始めたんですが、毎年、

授業の評価、授業への要望、個人的質問、日々の楽しい話し、 おかしな思い出、ちょっとした数学的発見、算数についての質問等

さまざまなものが寄せられます。

ところが 授業が終ってしまうため、書いてくれた学生に対して 直接 返事、フィードバックを返す場が ありませんでした。
そこで webを使って 「問6の答」を紹介しつつ、
それに対する返答を載せています。

ちなみに 問6の答については 各学生に 掲載の許可不許可を 確認させて頂いています。



ちなみに、問6は ほとんど点数がありません。
何か 書いてくれた場合は 1点か2点。
それくらいの点数しかありません。
また、授業を良く評価してくれても、
悪く評価してくれても 点数には関係ありません。


今回のトップ オブ 問6 はこちら。

問6
今回は残念ながら、トップオブ問6の該当はありません。
コメント:




次の答え。
問6
毎回数字を楽しく扱える授業でとても興味がありました。2日前に22歳の会社員の人に
中学レベルの数学を教える機会があって、式の移項からわかっていなかったので、大変でした。
実際に生徒に教えるのはもっと大変なんだろうなぁ思わされました。
コメント:
楽しんでもらえたようで、本当に何よりです。
最近、わが家の1歳児が好き嫌いをするようになったのですけども、それをみていて思うのです。
いくら「これは栄養があるんだよ」と伝えても、美味しくないと思うものは美味しくないし、
栄養があるからって、子どもは食べないんだろうし、「栄養がある」なんていうのは説得力
ないんだろうな、と。

よく数学も「実生活で役に立つ」ことを強調する方法で、生徒にやる気を出させるという話も
ききますが、やはりいくら役に立つって言われても、面白くないものは面白くないんだろうし、
なかなかやる気にはなってくれないんじゃないかな、と思うんです。

そういう意味で、役に立つことを強調するよりも、何とか内容を面白いと思ってもらえるように
工夫したいと思っています。



次の答え。
問6
わかる問題とわからない問題がはっきりと分かれた。休んだ時の問題は手がつけられなかった。
他の初等シリーズの単位は取得しているので、この初等算数の単位は取れても取れなくてもいいや
面白くなかったら途中で捨てようと気軽な気持ちで受講したが、結局最後のテストまで受けて
しまった。数学は昔から得意科目で好きな科目だったので、興味を持ち続けることができ、
ここまできたのだと思う。ユークリッドの互除法や mod計算など新しいことを学べてよかった。
これらの用語は学部時代から聞いたことはあったが、その中身を知らずにきたので教わった時に
スッキリした気分になれた。
コメント:
最後まで受講してくれて 本当にどうもありがとう。

やっぱり休んだときの対応は重要です。どうしても人間だから、半年に1回くらいは
体調が悪かったりして、休むことだってあると思うんです。ただ、算数・数学は特に
積み上げ的な部分が大きい科目ですから、休んだらそのまま次回に出るのではなく、
なんとかノートを手にいれたりして、自分なりに自習してからその次の回に出るように
してください。それでも分からない部分があれば、是非 質問に来てください。
試験前になって、全部分からないでは困るけど、その回の内容で分からないことが
あれば、質問は いつでも歓迎です!




次の答え。
問6

問3の(2)で、777×x=999‥‥99 ならば、999‥‥99÷777=xって
いつかなるやろ、と思ったが、xが途中から循環(この場合もこう呼んでいいのか?)しだして
無理やって思った。

それで、次に最後が9になれば良いんやろって、1の位から順番に、いつもの割り算の筆算の
逆から、のようなことをやっていくと答えが出た!!

面白い事というか、びっくりした事でした‥‥。

コメント:

答案をみると、とても面白い計算をやっています。

一体自分は何を発見したのか? ここで終りにせずに、よく考えてみると
更なる発見があると思いますよ。

単なる割り算の筆算なのに、こんな発見がまだ隠れているから、算数は面白いね。




次の答え。
問6
テスト勉強中に面白いことを書きたいなと考えていたら、2時間もムダに考え
何もおもいつきませんでした。
コメント:

試験中じゃなくて、よかった!とポジティブに考えましょう。




次の答え。
問6
授業の最中は分かった気になっていても、いざこうして問題になると分からないものですね‥‥。 まだまだ自分のものになっていない、本当の意味で理解できていないと思い知らされました。 しかし、過去問を見ても、授業を聞いていても、どこかユーモアがあって楽しく勉強する ことができました。 おもしろいことということなので、天然な母の話でも…… 私の母は少し天然なところがあるんです。ある日、私が朝食を食べていたら玄関で母が 私を呼んでいます。<中略>そこにはチリトリをもった満足気な母が。そしてそのチリトリの なかに入っていたのは大きなイモムシ! びっくりしました。こんなことで朝食中の娘を呼びますか?(笑)そして母は一言。 「写メ撮る??」 あまりにうれしそうな顔でいうので携帯で写真を撮っておきました。いい感じに哀しゅうただよう イモムシがとれました。・・撮る私も変ですか・・?
コメント:

まぁ、食事中には見たくないけど(汗)、仲のよさそうな親子のようで、何よりです。w

授業内容も、興味をもってもらえたようで、うれしいです。
試験の方も、基本的なことは抑えているようで、自己分析よりも点数はいいんじゃないかな。
何より点数がどうこうよりも、授業の効果としては、
算数が面白いと思ってもらえることが大事です。




次の答え。
問6
初等算数おもしろかったです。何が?って言うと数学がパズルみたいになっていて
ゲームのようだったところです。問題も西暦だったり(今回2007)、777の
ラッキーナンバーだったり考えやすかったです。

今思えば、小学校の頃計算していて、たまに、「オレ一体何の計算しとるんやろ?」などと
解いてると中でよく思いました。でも、結局答え出とるし合ってるし・・・
先生に聞いてもイマイチな答え方。ここをもっとくわしく考えて教えられる
→「今このためにこの計算しとるんやでー」
とちゃんとできたらええなと

たった今テスト中考えたりしたので問6を埋めるために書いたりしてます。


コメント:
毎回、試験の問題をつくるのは大変な労力がかかっています。w
計算問題を1つ作るのにも、何度も試行を重ねて、
見た目に美しく、解けて面白く、それほど大変な計算にはならない、
そういう数字を選んでます。堪能してもらえれば幸です。

#解けないと、面白さは分からないけどね。

後半に書かれた思いは是非大切にして頂いて、これからの4年間で是非実現させて
いってほしいです。がんばれ!一年生!




次の答え。
問6
部活の新年会で”お笑いセンター試験”というのをしました。
いくつかの問いがあるうちの1つに「もし10万円もらったらどうする?」とありました。
「旅行に行く。」「預金!」「15万円のパソコンを買う!」とみんなが答えている中、
ある1人の男の子は「とりあえず全部10円玉にする」と答えていました。
あの場の雰囲気的にめっちゃおもしろかったんです☆


コメント:
10万円を10円玉にしたら何グラムくらいだろう?
10円玉は4.5グラムとのこと。はい、何キログラム?

答えはこのページの最後に!


次の答え。
問6
GCD(最大公約数)とかの問題があまり目につかなかった。そこらへんならできる方だったのだが‥‥ 勉強が楽しいと思えるときは、解けなさそうな問題が、やってみると最後までできた時だと 思うのだが、そのように楽しいと本気で思ったときは過去2度あって、そのどちらもが実は 数学だった。で、初等算数の過去問をやっている時も同じ感覚になったので、とてもうれしく 思った。そう思うと、毎週月曜日の夜7時50分ごろにはコナン君がたいていそれと 同じ気分になっているのだろうか、と考えたりもした。
コメント:

いやコナン君って実在しないから。w
「コナン君」の視聴者がそういう気分になってるかもしれないけどさ。

過去問、勉強してくれたんだね。楽しんでもらえてうれしいです。





次の答え。
問6
学校教育コースですが、数学免許が取りたいです。
数学は苦手です。でも頑張るので2年生からもよろしくお願いします。
コメント:
こちらこそ、よろしくお願いします。



次の答え。
問6
この試験は難しいです(汗) 面白い話は、最近 友達とごはんを食べに行った時、友だちがトンカツのとなりにおいてあった ピンクグレープフルーツをレモンと間違えてトンカツにたくさんかけて食べていたことです。 その事件以来、その子のあだ名は「ピングレ」になりました。ピンクグレープフルーツと レモンはどうみても色からして違うと思うのですが……(笑)
コメント:

もうね、トンカツの横にはレモンだろ、と。
もう、それはバビロン法典の時代から決まってるのじゃ!と。
そう思い込んでいたわけですよ。
そこにきてちょっと赤みがかってるけど、「トンカツの横にはレモンをおくべし」という
法則のほうが勝ってしまったんですね。
思い込みは恐ろしいわけです。はい。

さて、それはさておき。

「試験は難しかった」とのことですが、トンカツの話よりも、
どのように難しかったのか教えてもらえるとうれしいです。

そもそも授業で扱う題材が難しいのか、それとも、
題材はともかく試験問題が難しいのか。はたまた、
授業が分かりにくいのが原因なのか。
そこに興味があります。



答え:45kg