水のはなし / その2


ミネラルウォーターのほうのページで 関東の水のところをみてもらうと 分かるとおもうが、AMPMの「富士山麓の自然水」(1Lボトル)と ネスレの「こんこん湧水」とは おなじ採水地であるにも関わらず、 ミネラル分の含有量がだいぶ違うのである。これは 一体どうしたことか?

ということで webで 少々しらべてみた。すると、 こちらのページ にかいてあるミネラルウォーターの基礎知識によるとだ。

1990年に農林水産省が出した 「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」 によると、日本のミネラルウォーター類 は、以下の4つの種類に分けられています

<中略>

まず、特定の水源から取水した地下水に、加熱や濾過といった殺菌(除菌)がほどこされたものを《ナチュラルウォーター》 といい、この中でミネラルが地下で自然に溶け込んだものを《ナチュラルミネラルウォーター》といいます。そして《ナチュラ ルウォーター》と同じ地下水が水源であっても、複数のミネラルを混ぜ合わせたり、人工的にミネラルを添加したりしたものを 《ミネラルウォーター》と呼びます。それ以外の水、つまり地下水以外の地表水や水道水などを水源としたものはすべて、《ボ トルドウォーター》と呼んで区別しています。

<中略>

 このガイドラインでは、ミネラルを後から人工的に添加したり、複数の水源の水を混ぜても《ミネラルウォーター》として販 売することが許されています。しかも《ボトルドウォーター》に分類されている水にいたっては、なんと水道水をそのまま詰め てもOKということになっています。

ということだったのである。なんと。
で、しらべてみると AMPMの「富士山麓の自然水」は ナチュラルミネラルウォーター、
ネスレの「こんこん湧水」のほうはミネラルウォーターと書いてあるではないか。

これで 疑問は解決なのだ。すなはち、「こんこん湧水」のほうは ミネラル添加をしていたとおもわれる。で、思ったのだけれども、 これからは この品質ガイドラインに基づく分類も ちゃんと 書いていかなきゃね。 ということで、最近は 分類も書き込むことにしています。

ところで 「買ってはいけない」 という本をご存知でしょうか? たしか私の記憶が た〜しかならば、キリンビバレッジの 「天然水でつくったアルカリイオン水」 という水が それに載っていたとおもう。 あれは 人口的にアルカリイオン水にしていてどうのこうの、と。 で、それこそ 人為的な添加というか何かの作用が加えられているわけで 品質ガイドラインの分類はどうなっているのかな?と 思ったわけである。 で、しらべてみると、なんと「ボトルドウォーター」になっちょる! ボトルドウォーターは いまのところ 「天然水でつくったアルカリイオン水」 しか みたことないっす。


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