2006年03月の低次元日記

06.03.03


なぞなぞ


書きたいことはいろいろあるのですが、ちょっと忙しくて
なかなか更新できない今日この頃です。忙しくて、、といっても
その合間を縫って 先日は旅行へ行ってきました。

今年の春に卒業する学部生のゼミ生たちに 卒業旅行へ参加しませんか、
と誘われたので 年休を取って 1泊旅行へ同行したのでした。

そこでの話でも 書きたいことはあるのですが、とりあえず
手短に話せることから。

今回はワンボックスカーを学生がレンタルしてきて みんなで1台に
のって 行き帰りの車内では わいわいと言葉遊びなどをしていたのですが
その遊びのなかから 偶然できたなぞなぞをば。

「天井はあるのに、屋根がない、これなーんだ?」

答は週明けにでも。


06.03.05


船上の殺人


「人狼」というゲームがあります。そのゲームを初めて知ったのはニコリ112号でした。
その後、「ZENDO」を発売しているlooney's lab.で 専用カード"werwolf"というのを
売っているのを見かけて、再度調べてみると これはとても面白そうなゲームだぞ!
と気づきました。どうも一部では インターネット上で「人狼」を行うのが
かなり盛り上がっているようです。ルールを知りたい人はgoogle等で
検索すればすぐに見つかると思います。

んが、いかんせん「人狼」をやるには必要な人数が多すぎます。
すくなくとも9人は必要ということですし、20人くらいでやるのがどうも一番楽しいみたいです。
#この多人数が必要というのも、インターネット上で多く行われている要因のようです。

そこで、何とか「人狼」のエッセンスをそのままに これをもうすこし少ない人数で
遊べるように 改良できないか。すくなくとも今うちの学部のゼミ生が6人ですので、
6人くらいで遊べるようにできないか、、、ということで 最近 通勤時に あーでもない
こーでもない とゲームのルールを考えていました。で、少し前に、これは!というルールを
考え付いたので、ちょっと書いてみます。

タイトル:murder on a ship

ストーリー:
ある船でパーティーが行われています。しかし、表向き華やかなパーティーですが、
実はあるマフィアの幹部の集会だったのです。しかも、このマフィアは謎につつまれた
組織で、幹部たちも誰がボスなのかを知りませんでした。ところが、このパーティーに
殺し屋が混じっているという情報が入りました。幹部の一人が組織を裏切ってボスの素性を探り、
プロの殺し屋を雇ったのです。
しかし、情報がもれたので 裏切り者は 殺し屋に 事前に誰がボスなのか伝えることが
できませんでした。当日のこのパーティのさなか、殺し屋にターゲットが誰かを伝えるはめに
なってしまいました。一方、この殺し屋、プロ中のプロなので、殺し屋の素顔は誰も知りません。
依頼者自身もだれが殺し屋なのかわからないのです。困ったことになりました。

裏切りの代償は高くつきます。
さて、裏切り者は無事、ばれることなくボスを抹殺できるか、
はたまた、裏切りがばれてしまうのか。

ゲームは「裏切り者+殺し屋」対「それ以外」の戦いです。

人数:6、7人でやることを想定してます。

用意するもの:
人数分のカード。カードの内訳は ボスのカード1枚、殺し屋カード1枚、裏切り者カード1枚、
残りは幹部カードです。カードは裏からみるとすべて同じで 表に役柄が書いてあるものです。

ゲームの流れ:
1)まず、全員に1枚ずつカードを配り、裏切り者は だれがボスだか知っている、そして、
殺し屋は誰が依頼者(=裏切り者)だか知っているという状況を作ります。
(それ以外は誰が誰だかわからないようにします。)
参加者の一人を ゲームに参加しない進行役としてはじめに決めておくとスムーズです。
細かく説明しますと、以下のような手順になります。

全員にカードを裏にして配ったら、それぞれ自分の役柄を確認。カードは裏にして
自分の前に置きます。人には絶対に見られないようにしましょう。

次に全員目を閉じ、裏切り者だけがこっそり目をあけて、ボスに手を挙げてもらいます。
その後いったん全員が目を閉じたら、今度は 殺し屋だけがこっそり目を開け、
裏切り者に手を挙げてもらいます。それが終わったら全員目を閉じてから 目を開けます。

2)時間を区切って みんなで会話しながら 誰が誰か探りましょう。
そしてこの時間に依頼者は殺し屋に誰がボスなのかを ひそかに伝えなければ
いけません。殺し屋は 依頼者(=裏切り者)の挙動を見逃さず、それとなく伝えられる
メッセージを読み取らないといけません。かといって、あまり一人をじっと見ていると
まわりから殺し屋だとばれてしまうかも。殺し屋の方から、依頼者へむけて合図を送るという
手もあります。

3)時間が来たら 全員目を閉じ、その間に 殺し屋は こっそりと 一人のカードを表にします。
このあたり進行役がいると楽かも。殺人がおわったら みんなで目を開けましょう。
うまくボスを殺すことができたら、次のステップにすすみます。
そして、もしも ボスではない 無関係な幹部を殺してしまったら、
殺された人は幽霊として ゲームから抜け、再度 2)へ戻ります。
ただし、このミスは(人数にもよるけど)1回まで、としておきましょう。2回以上
殺人ミスを犯したら 裏切り者+殺し屋の負け。
(6人でやるときは 1回でもミスをしたら「裏切り者+殺し屋」の負けにしたほうがいいでしょう。)

4)ボスが殺されたら、幹部たち(この中に裏切り者+殺し屋を含む)は 誰が裏切り者なのか
相談しましょう。裏切り者と断定された人は 報復として 船から落とされます。
つまり、裏切り者と思った人のカードを開けましょう。
これで本当に裏切り者だった場合は やはり裏切り者の負け。
裏切り者以外(殺し屋含む)だった場合が 裏切り者+殺し屋の勝ちです。
#殺し屋はプロだから 船から落とされても 逃げ切ることができるのだ、ということにしましょ。

どうでしょう?うまくできていると思うのですが、やはりやってみないと分かりませんね。
#読み返してみると 若干 death noteっぽい?ヨツバグループの辺りのシーンとかぶるかも。


さて、先日、4年生のゼミ生たちから 1泊の卒業旅行へいっしょに行きませんか?と誘われて、
旅行へ行ったのですが、その際に このゲームをやってみました。
結論からいうと、意外にも裏切り者側がかなり優位でした。というのも、大抵、
殺し屋から裏切り者へ、それとない合図が送られ、裏切り者が視線でチラッとボスをみる、
それだけで 伝わってしまったようなのです。さらに、裏切り者探しの場でも
6人から殺されたボスを除いて、5人のうち2人が裏切り者側なので、
かなり議論がかき回されます。

もうすこし 裏切り者以外が有利となるように修正が必要ですね。うーん。



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