2004年08月の低次元日記

04.08.02


近況


今年は何だか例年に増して忙しいのですが、
7月の末は 忙しさのピークでした。
実際、文字通り 倒れるかと思いましたが、
何とか乗りきる事ができ、無事8月を向かえました。感無量です。
もちろん、8月も忙しいのですけども、ひとつのトンネルを越えた気がします。



カレーパーティー前夜


学部の濱中ゼミのメンバーでカレーパーティーをすることになりました。
明日です。一人か二人でエントリーして、各々カレーを持ち寄ります。
現在、私の鍋を含めて、五つの鍋が集まる予定。
すっげー楽しみなのであります。


先日、このカレーパーティーに合わせるべく、行き着けの
ワイン屋さんに行きました。カレーに合うワインって何でしょう?と。
てっきりカレーには赤ワインかと思っていたのですが、
こう言われました。
「スパイシーな赤ワインも合うかも知れませんが、
辛いものにスパイシーなものを合わせると口が辛いでしょう。
本場のインドだってカレーにはラッシーとかのさっぱりした
飲み物を合わせるではないですか。
やはり辛いものには さっぱりした白ワインが合うのです。
ただ、普通の白ワインではカレーの味に負けてしまうでしょう。
そこですこし強い変わった香りの白ワインが定番なのです。
ゲヴェルツトラミネール(gewurztraminer)というブドウの品種の
白ワインがエスニック料理に合わせる定番と言われています。」とのこと。

なるほどー。
その品種のワインを2本購入。明日を待て。


04.08.04

カレーパーティーその後


昨晩、無事というか なんというか、
カレーパーティーは楽しくとりおこなわれたのでした。
例の白ワインですが、これがなんとカレーに合いまくり。
最高でした。是非、おためしあれ。

5種類のカレーはどれも美味しく、(1つは大変なことになったけど 笑)
シーフードカレー、甘口カレー、激辛印度カレー等々 バリエーションに
富んで楽しめました。

まぁ、余ったカレーがあって 今日のお昼も晩御飯もまたカレーなのだが。とほほ。
実は カレーパーティーに持っていったカレーとは別にもう1鍋
カレーがあったりする。これは かみさん作。
もう カレーだらけのここ数日なのでした。



04.08.10

Flash Memory


先日、USB接続フラッシュメモリーを入手しました。
それを見て かみさん曰く:

「どうして”フラッシュメモリー”っていうの?」

うっ、分からないなぁ。
不揮発性メモリーという言葉があるけれども、
きっと フラッシュメモリーというのは 不揮発性メモリーの一種なんだろうな。
不揮発性メモリーというのは 一般名詞だと思うのだけども、
フラッシュメモリーというのは 一般名詞なのだろうか?
flashという英単語を調べても、直接関係しそうな意味は見当たらないし。。
ということで 調べることに。


  *  *  *


ふむふむ、なるほどー。

ということで、調査結果をば。


まずですね、知らなかったのですが、
フラッシュメモリーを開発したのは日本人なんですね。
現在東北大学に所属しておられる舛岡教授が
1980年代(当時は東芝に所属)に フラッシュメモリーを
開発されたのだそうです。それまでの不揮発性メモリーは
データセル毎の読み書きだったのが、フラッシュメモリーでは
「データブロック毎の書き込み」、「一斉消去」という手法により、
不揮発性メモリーでありながら、「高速な読み書き」と「低消費電力」を
実現することに成功したのだそうだ。
フラッシュメモリーというのは カメラのフラッシュをたくように
パシュッとデータを消去することができることから名付けたのだとか。
合点っ、合点っ、合点!



04.08.12


液晶モニター



実は、今月末に中国の北京で研究発表の予定。それが今月のピークです。
でも、出かけてしまってからよりも、出かけてしまう前が忙しいわけで、
今が忙しさのピークかも。

一昨日の夜に 中国で発表する内容の論文が完成しました。
昨日、発表用のOHPを作りました。今日は 発表内容の見直し。間に合うのか?

そんなこんなでテンテコマイなのですが、昨日 液晶モニターと新しいコンピュータが
研究室に届きました。(今、使っているwindows用のコンピュータが すぐに熱暴走
するようになってしまったので、安いマシンを買ってもらうことにしたのです)



分かっています。分かってますって。こんなに忙しいのに、
箱を開けたら大変なことになるってことは。


でも、、でもね。モニターだけなら。。笑


今まで使っていたモニターは この大学に赴任したとき購入したもので、
コンピュータ本体よりもモニターに予算をかけて買った 21inchの大型な
ものです。かなり気に入っていたのですが、画面の左端がかなりゆがむように
なってしまいました。UNIXとwindowsで切り替えて使っています。

で、今回購入したのは 液晶の20inchモニター。
昔に比べると、ほんとに安くなりましたね。

とか何とか言いつつ、結局 モニターを開けてしまいました。
がさごそ、がさごそ。箱から出してみる。。ん?
すごい小さい!ほんとに20inchか?
と 定規で画面を測ってみると、確に画面サイズは
今使っているモニターと 変わらない。うーむ。

やはり 今までのCRTモニターは 物凄い圧迫感、存在感があります。
そういう圧迫感がない分、小さく見えるようですね。


ま、モニターを取替えるだけなら すぐすむだろ、と作業開始。
今のモニターを 横にどけて、、と。ぐぐ、ぐぐぐぐ、すごい重い。。
ふぅ。

次にこっちの液晶モニターを持ってきて、、、ヒョイ。すごい軽い!


さて、あとはスイッチいれるだけ。パチッ。キュイーンン。
windowsの画面が表示される。よしよし。なかなかきれいじゃん。
さて、UNIXに切り替えて、、、ん?表示されない。あれれ?

英語でかかれたメッセージ曰く: リフレッシュレートが対応範囲外です、と。

ぐは。
えーと、どうすればいいのだ?たしか Redhatだから
コントロールセンターあたりに そういうことを設定するGUIツールが
あったはずだが、えーと、画面表示されてないから それは使えないんですけど。。

矛盾!笑

一度、Xを落して consoleで設定することも出来るはずだけど、
えーと、えーと、もとのモニターに一度直してから設定する方が楽かも。。汗

またしても、ケーブルを引き抜いて、ヒョイ。。軽い。。ぐぐぐぐぐ、重い。。。
を繰り返して 元のCRTモニターに繋ぎ変える。今度はちゃんと表示(あたりまえだ)。
GUIツールで リフレッシュレートを適切に変更。えーと、またか。

ぐぐぐぐ、、重い。ヒョイ。軽い。(もう汗だくだ)
今度はちゃんと表示されましたとさ。なんか 机回りが猛烈に広くなりました。


04.08.20


車のナンバー



先日 ふと前の車のナンバーを見たら、
「(地名)332 て 10-05」と「(地名)333 て 10-05」の車が
左右に並んでいました。(地名も同じ)
私が気付かなければ、誰にも認識されなかった奇跡。
数分後には その2台は異なる道を行き、離れていってしまいました。


04.08.21


出張


明日から中国へ海外出張です。自分の研究発表を含みます。
海外での研究発表は かなり久しぶり。
なんとかやれるだけの準備はしました。
後は なるべく砕けないように あたってみます。


04.08.22〜26


中国 北京への海外出張は無事(?)終わりました。
いろいろ書きたい話もあるけど、今回は見送っておきます。
概ね楽しかったのですが、最後の晩だけは呑みすぎてしまいました。
海外だし、呑みすぎることは避けようと 思っていたのですが
あぁいう盛り上がり方をされると もうダメです。
あぁいうのをタガが外れるというのかもしれません。汗
T先輩その他、多くの方にご迷惑をお掛けしたようで、どうもすみませんでした。
反省。

04.08.31

台風



今日で8月も終りですね。
昨日は こちらでは 猛烈な台風でしたが 台風の過ぎ去った今
秋の訪れを強く感じます。

朝、台風の爪痕を感じながら 通勤してきました。
もちろん、あちらこちらで枝が折れたりしているのですが、
それでも 木々には 青々と葉が繁っています。
この葉たちは あの強風のなか、落ちまい、落ちまいと頑張ったのだな、と思いました。
それと同時に、葉およびその根本は柔らかくできているから 強い風が吹いても
流れに任せてばたつくだけで 枝とは違い折れたり、落ちたりしにくいのだなと感じました。

ん、まてよ? でも きっと葉の根本の部分には かなりの風の引っ張る力が
かかるのではないだろうか?葉が大きければ 大きいほど 強く引っ張られそう。
あの葉っぱは かなり頑張ったのだろう。

ん?ん?まてよ? 柔らかくしなだれることで 風の力を逃がす、といえば
代表格は やはり柳だろう。たしかに 柳は全体的に柔らかくできているから
きっと風の力を逃がすことについて 効果的な構造をしていると言えるかもしれない。
だが、柳の葉というか しなだれている部分は大きいし、 たくさんの葉っぱが着いているし、
もうこれは 台風のさなかに万国旗のついたロープを
たなびかせているが如し。柔らかい部分の根本の部分はかなりの力で
引っ張られてしまうのではないだろうか?

してみると、あのように風の力を逃がすという構造を考えるとき、
ネックとなるのは柔らかい部分と土台となる部分の接合部分ではないだろうか?

もし 柳の柔らかい部分があまり大きいと、風によって引っ張られる力が
根本に集中して ちぎれやすくなるため、本末転倒になってしまう。

かといって 柔らかい部分が短いと、風の力を逃がすという効果の意味が無くなってしまう。

柳の「柔らかい部分」と「固い幹の部分」の接合部分の強度と柔らかい部分の長さには
絶妙な関係があるに違いないのだ。(本当か?)


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