2004年04月の低次元日記

04.04.03




昨日、hhase氏からのプレゼント届きました。今朝、無事組み立てられました。
おなじ構造の木の組木で遊んだことは あるのだけど、
組み方を完全に覚えているわけでもなく、
また一方で、やはり紙だから 試行錯誤できないわけで、
じーっとパーツを見ながら頭のなかで もやもやーと考える。
ん、これだ!エイヤっと組み立てました。

それから いっしょに送っていただいたおまけCDが めっちゃ面白い。
まさしく「あそびをせんとや」の名の通り すごい「あそび」の才能を持っておられる方だなぁと
改めて思った次第です。

04.04.12


筆記用具


まぁ 普通皆さんもそうだと思うのですけども、
小学生の頃は 筆記用具といえば鉛筆でした。

中学生になってシャープペンシルを使うようになって、
いろいろ使ううちに製図用の一本500円もするシャープペンシルを
愛用していましたね。贅沢だな。

とくに 筆圧が高いのか堅さHを愛用していましたが、Hは硬すぎかなぁと
試してみたFにぞっこん。(B<HB<F<Hです。知ってます?)

しかも どうも もっと細い芯を使いたいなぁと 芯の太さ0.3mmを試してみたのですが
0.3だと 芯が折れやすいし今ひとつ。で、あるとき 0.4mmを試したら これが
すごい丁度いい!

以来 「0.4mmのF」というすごいレアなシャープペンの芯を使っていました。
#探すのが面倒だったなぁ。

大学に入っても 筆記用具にまつわる状況は変化なかったのですが、
大学院に入る頃から シャープペンシルは使わなくなりましたね。
何でだろう?と思うのですが よく分かりません。変わりにボールペンを
使うようになりました。

まぁ 数学の計算をしているときであれば、間違えて書いてしまっても
それを消しゴムで消すより その部分をバッテンして 次に正しいことを
書けばいいわけで、そうすれば どこを間違えたか、もしくは 間違いであったけど
元々考えたアイデア等、を残せるわけで 書き味を考えると 鉛筆やシャープペンシルを
使う意味がないというわけなのですな。

んが!私の専門分野では 可換図式というのを書く(描く)のです。
この可換図式というのは 「書く」というより 「描く」という言葉が
似合いそうな代物でして、とにかく それを描くことによって 全体が
見えたり 考えがまとまったり、するものなのです。いわゆる初等幾何に
おける「図」のようなものです。

んで、この可換図式は 描いている途中で しょっちゅう書き間違えるのですが、
それだけではなく 綺麗に書き上げないと 今ひとつ思考がまとまらないものでも
あるわけです。

ということは、ボールペンがそぐわないのです。しかたなく、最近
この可換図式を書くときは 鉛筆を使います。

と こ ろ が 、この鉛筆を久しぶりに使ってみて分かるのは、鉛筆って軽いんですよね。
いや、軽いのはいいことではないのか?と普通の人は考えると思うのですが、
なんというか こう 軽すぎるんです。あまりに軽くて 制御が利かない。
鉛筆をつかうと うまく 字がかけないのです。むぅ。


04.04.20


バイク


先日の日曜日、朝早くから 家内は用事で出かけてしまって、
することもなく、ぼけーっとしておりました。
ふと うまいラーメンが食べたくなったのですけども、
かみさんが 車に乗っていってしまったので、車もないので そうもいかない。
うーん。今日は何して過ごそうか?

そして、ふと、そーだ バイクいじってみよう、と 行動開始!
というのも、うちのかみさんのバイクが もう2年くらい放置されてて、
エンジンも長いことかけてない状態になっていたのです。
#私のバイクは大分前に処分しました。

この日曜日は とても いい天気。なんだか 急にわくわくしてきまして。

さて、まず、普通にセルを回しましたが、当然エンジンは かからない。
そこで いわゆる「押しがけ」を試みますが、なかなか かからない。
そんなこんなで 20分くらい 格闘していたら、かかったじゃないですか!
ブルルルン!フィイイイイーンン!(このバイクは高いエンジン音がします)

何だか すっかり気分が盛り上がって、埃だらけのバイクを洗うことに。
バシャバシャ。よし、綺麗になってきたな。

さて、ヘルメットどこにしまったっけ?何年ぶりだろー♪
と このあたりで、あることに気付く。。
そういえば 保険切れてるんじゃなかったっけ?
かみさんの携帯に電話して聞いてみると、自賠責も任意保険も切れてるよん、とのこと。
がーん。折角、ここまで 作業したのに。。

しかし、この日は妙に行動力が、あってですね。
電話帳を開いて、バイク屋に電話してみる。
「保険って即日で入れますか?」「簡単にできますよー♪」
ということで、バイク屋まで てくてくと歩いていくことに。
自賠責と任意保険合わせて4万円だったけども、えいっ、払ったるわい。

さーて、家にもどって メットを探して、革手袋もだしてきて。
ブルルルン!出発!

最初は 湖の近くにある お気に入りの喫茶店に向かいました。
ぽかぽかと春の陽気のなか、風をうけて走るのは 気持いいものです。
ほんとに、ひさしぶりの感覚。と、20分ほど走ったら到着。



この喫茶店「うわのそら」は とても雰囲気のいい喫茶店なのです。
(写真では看板しか写ってませんが)こちらの喫茶店で、
アイスオレを飲みながら、数学の本をしばし読む。
今日は いい休日だなぁ。

しばし楽しんだ後、帰路へ。しかし、折角バイクが動くようになったのに、
これだけで 終わるのはツマランナァ。ということで、もうすこし
ツーリングを楽しむことに。よし、大学方面まで 走ってみよう。

ところが とある信号で止ったとたん、ブブブブ、チュイン、、、と
エンジンが止ってしまいました。がーん。セルを回しても エンジンがかからない。
ん?ん?と思ったのですが、押しがけしたら すぐにかかりました。
このとき、嫌な予感が 少ししたのですが、えーい 進め進めー。

さらに 大学までの道程の半分くらいきたところで、また、エンジン停止、、
やばい、だんだん調子悪くなってきてるぞ。。。
あわてて、踵を返して引き返すことに。ところが どんどん調子が悪化。
1kmくらい走るとエンジン停止。500m走っただけでエンジン停止。
う、バイク屋まで あとすこし。。というあたりでは 100mもつか もたないか、
もう押してるんだか、走ってるんだか。笑
這々の体で、何とか バイク屋までたどり着けました。

04.04.21



昨夜7時頃、大学から家に帰ろうと思い、駐車場へ。
ところが、車に近づいて、リモートキーを押すが いつものガチャッという音がしない。
ん?と思って、何度か押してみるが、反応なし。
リモートキーの電池が切れたのかな?と思い、通常のキーでドアを開ける。
何となく 違和感を感じつつも、キーを差し込み、エンジンを、、
あれ?エンジンかからない。。というところで 気付きました。はい。


バッテリー上がってます。あちゃーー。


ライトのスイッチに手を伸ばすと、たしかにライトがオンのままでした。
ぐは。

さーて、どうしたものかな、と。 とりあえず、かみさんに事情を伝えて、
すこし帰りが遅くなることを告げ、JAFに電話することに。
いままで、パンクとか、キーを中にいれてドアロックとかは 経験があって
対処できるんですけども、バッテリーは初めての体験でして。

携帯電話で JAFに電話しようとしたのだけど、どうも駐車場の辺りは
電波の入りが悪くて、調子がわるい。かといって、五階の研究室まで 戻るのも
面倒で、友人のNのところへ。バッテリーが上がったという悲惨な状況を
ネタとして 誰かに伝えたいというのもあっわけですが。笑

バッテリーネタで Nと悲惨な体験自慢をしたあと(私の完敗(笑))、
電話を借りて、JAFに連絡。この大学は かなり田舎にあるわけでして、JAFの車が
来るのは50分くらいかかるとのこと。Nは仕事の途中だったようなので、
別れをつげて、図書館で時間をつぶしました。

その後、時間どおり、JAFの車が現れて すぐに 修理というか、
エンジン再始動できました。ものの2分とかかりませんでした。
なるほど、簡単なんですな。JAFの会員だったので、とくに料金もかからず。
助かりました>JAF


04.04.22



昨晩、気付いたこと。

「づ」から始まる言葉を考えてみてください。

接尾語とかの非独立語を除くと 2つしかない(と思う)。
これからは しりとりで攻めるべきは「づ」だ!

#しかし、「づ」=「つ」としてもよいルールだとダメ。
#っていうか、それ以前に 「づ」で終わる言葉って何があるでしょう??→ 答え


と、この話を院生室で話したら、「では 「ぢ」で始まる言葉は何があるでしょう?」と
言われたので、「地面とかありますよね」と答えたのですが、
なんと、地面は 「じめん」と書くのが正しいらしいじゃないですか。
知らなかった。びっくり。

ネットで調べてみると、現代仮名遣いでは「じ」と「ぢ」に発音上の違いは無く、
原則として「じ」を用いるのだそうだ。「ぢ」を用いるのは
「鼻血(はなぢ)」「身近(みぢか)」のように
本来「ち」を使う言葉が前の言葉と繋がることによって濁った場合(連濁)と、
「縮む(ちぢむ)」、「縮れる(ちぢれる)」というように
「ち」が重なることによって生じる濁り(同音連呼)の場合のみだそうで。
ほんと、知らなかった。そういえば 地震は「じしん」と書きますね。


04.04.26



先日、書いたように 「ぢ」や「づ」を使うのは 同音連呼の場合と連濁の場合のみなのだそうです。
ちょっと考えてみると、同音連呼も連濁も 連なることで濁る場合ですから、
ということは 必然的に「ぢ」や「づ」で始まる言葉は無くなってしまいます。

先日 書いた「づ」で始まる言葉が2つしかない、というのは「づけ」と「づら」。

「づけ」というのは ほらマグロの「ヅケ」なんていうじゃないですか。
「づけ」は「醤油漬け」とか、何かそういう言葉の最初の部分を略して言うようになったのでしょうな。
だから 連濁の「づ」が先頭に残ったわけだ。


「ヅラ」は「かつら」の俗称だそうで、gooの辞書では新語となっていました。
これは どういうわけでこうなっているのか分かりませんが、
そもそも 現代仮名遣いというのも内閣の告示によるもので、それによれば


1 この仮名遣いは,語を現代語の音韻に従って書き表すことを
原則とし,一方,表記の慣習を尊重して一定の特例を設けるものである。

2 この仮名遣いは,法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,
現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころを示すものである。

3 この仮名遣いは,科学,技術,芸術その他の各種専門分野や
個々人の表記にまで及ぼそうとするものではない。

とあります。ということは 俗称だから この原則からはずれている言葉なのでしょうな。
言葉は生き物ですから。


さて、では 「ぢ」で始まる言葉はないでしょうか。先日、ふと看板で見つけました。

「ぢょか」
焼酎を暖めるときにつかう黒くてうすべったい形をした急須みたいなものです。
もともと「千代香(ちょか)」が語源らしく、
現在では最初の文字が濁って、「じょか」ないしは「ぢょか」。
それなら 「じょか」が正しいんじゃないか、ということになるのですが、
普通は色を付して「黒ぢょか」もしくは「黒じょか」と呼ばれています。
ということは 連濁になって 「黒ぢょか」でいいんじゃないだろうか?
連濁の最初の文字を省略したという「ヅケ」と同様、これも「ぢょか」で
いいじゃないか、と思うのですが、どうでしょう?


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