2004年02月の低次元日記

04.02.01


水戸藩ラーメン

昨夜、一緒に呑んだ先生から 水戸藩ラーメンなるものの存在を聞きました。
しかも その水戸藩ラーメンが食べられるお店が 茨城大学前のバス停の横なのだから
食べない道理はないわけで。



なんでも 話によれば 日本で最初にラーメンを食べたのは水戸黄門なんだとか。
というのも 水戸黄門様が ラーメンを食べたという記述が残っており
その記録を頼りに その当時のラーメンを再現したのが 水戸藩ラーメンなのだとか。
そのラーメンは医食同源を基礎としており、レンコン澱粉を練りこんだ麺で、
5辛(にんにく、にら、らっきょう、ねぎ、しょうが)の薬味をかけて食べます。



味のほうは、、、えーとですね。こう 体によさそうな味なんですよ。
ほら、こってりしたラーメンとかって 体に悪そうじゃないですか。
そういう こってり感がなくて ちょっとさびしい感じ。いや 悪い味じゃないんですけどね。
パンチが足りない感じがしますねー。


04.02.19


ゲーム


ゲームの話をしましょう。このゲームは誰でも参加できますし、
実際 ほとんどの人が 少しは参加したことのあるゲームです。
種類でいうと ロールプレイングゲームでしょうかね。

小学生の頃は まだ このゲームに参加するには 早いでしょう。
この時期は まだゲームの説明書を読んでいるような段階です。



中学生になると ようやくこのゲームに参加します。
あなたは 一人の参加者として この世界に降り立ちます。
はじめは のどかな町から始まるでしょう。

まずは ゲームの世界を理解しないといけません。
町人に話を聞いたり(「負の数」とかが この辺りか。)、
手持ちのお金で装備を買ったり。

始めて手にする武器は こん棒(「文字式」くらいかな)でしょうか。
とはいえ まだまだ あなたはレベル1です。
スライム相手でも 必死に戦って どうにかこうにか、でしょう。

弱いモンスターと戦って 経験値をため、お金をためるうちに
装備も 少しいい武器に替えることができてくるかもしれません。
(「連立1次方程式」「式の展開」とか「根号」「無理数」とか)

さて武器がそろったら ちゃんとした戦い方をマスターしなければなりません。
あなたは「証明」という試練を与えられるでしょう。
闘技場「図形」が よい練習場となると思います。
あの有名な5人組「三角形の5心」が 相手になってくれるかもしれません。


このあたりで、あなたは町の近くだけでなく すこしだけ 大陸のなかを
うろうろすることができるようになります。
ようやく最初のダンジョン、「2次方程式」の宮殿に
挑むことになります。

この「2次方程式」のダンジョンをクリアすると
あなたは かなりの経験値を貯めているでしょう。
かの有名な剣「解の公式」とか もしかしたら あの有名な剣「解と係数の関係」とかも
手にすることができるかも。
このダンジョンには「因数分解」にまつわる秘技も数々伝承されています。
このころに あなたのレベルは5くらいにはなっていることでしょう。



さて このダンジョンをぬけたころには あなたは高校に入学しているかもしれません。
このゲームは 年々 進め方が変わっているので
私が このゲームに参加したころの話をします。

だんだんと いつのまにか 出くわすモンスターが強くなっていきます。
「2次方程式」の宮殿は 2次の国の入り口にすぎず、
「2次関数」の館 や 「2次曲線」の洞窟も知ることになります。

あぁ、そうそう ここで 忘れてはいけないのが 伝説の槍「3角関数」です。
「3角関数」の槍を 手にいれるのは やっかいだった、という人が多いようです。

さて、この頃 あなたは冒険のあちらこちらで 伝説のうわさを耳にします。
日々 目の前のモンスターたちを倒しながら、
何か この世界には 裏があるぞ、おおきなからくりが隠されているぞ、
という気がしてきます。
たとえば 「2次行列」の塔の至宝「行列式」、「平面ベクトル」の都市、
はたまた、「複素数」の地下宮殿、またあるときは「数列」の城、
そんなダンジョンをクリアしながら、「大陸の秘密」にうすうす気付きます。

そうそう、たぶん この頃、あなたは幻の武器、「極限」の盾と「微分、積分」の剣を
安く買うことができるでしょう。近くに 安売りしている町があるのです。
はりきって 「基礎解析」の国にいき、バサバサとモンスターをなぎ倒すのですが、
はて これが本当に 幻の武器なのだろうか?
とおもうでしょう。ここにも「隠された真実」があるのです。


まぁ 他にも クリアすべきダンジョンはありますが、そろそろ レベル10になるでしょうか。
レベル10くらいになると ようやく 他の大陸にわたる船を手にいれることができます。
大学に入ると 船の行き来が 楽ちんで便利です。

ふるさとの町があるこの大陸を離れて どちらに向かってもいいのですが、
やはり 最初は、もとの大陸のヌシが住む「線形代数」の島と、
「ε-δ」の海底宮殿ははずせません。

それらのダンジョンには これから外の大陸で 冒険するために
どうしても必要な 至宝の武器がそれぞれ隠されているのです。
先ほど話した「大陸の秘密」と「幻の武器の真実」も明らかになります。


そのあとはどちらに進んでも構いません。
もちろん、大事な武器のある群島がありますので、
「群論」、「複素解析」、「ベクトル解析」、「位相」、「集合」それぞれの島には
立ち寄った方がいいと思いますけども。




あぁ こうやって 見返してみると レベル1からはじまって
いろんな冒険を重ねてきたんだなぁ、と感慨深いですね。
この世界のあちらこちらには 多くのダンジョンがあって、
有名なボスキャラが 至極の宝を守りつつ 立ちふさがっています。
あぁ 話だしたら きりがないですね。伝説の類も 数限りなく 広まっています。


多くの伝説の勇者が居り、私も一人の冒険家です。
一応、世界一周というか、大体何となくで あちこちを見聞してきましたんで、
ようやくレベル40とか50とかでしょうか。
でも まだまだ 私には よくレベルの判別ができないくらい手ごわいモンスターが
ゴロゴロしています。
そういうモンスターを バタバタ倒している勇者もいます。

さて 今日も 探検にでかけるか。


04.02.23


整理券

最近、つかう交通手段といえば、電車なので すっかり忘れていたのですが、
バスの整理券の出てくる機械、これについて 昔から とても不思議に思っていたのでした。



先日、京都へ出張へいったときに そのことを思い出しました。
いくつか整理券の機械について 考えを整理しましょう。

まず最初に、出てくる整理券には番号がインクで書かれていて(ゴム判を押したような印字)、
区間によって この番号が変わるわけです。たとえば Aという停留所では 3番だったのが
次の停留所では4番になる、という次第ですね。

次に、整理券は取った直後、インクが乾いてなくて手にインクがつく事があります。
だから 初めから印刷された整理券を区間ごとに出している、というような設計では
ありえません。整理券がでてくる直前に印字しているわけです。

最後に、具体的な動作ですが、この機械はバス停につくと、写真のごとく、パカッと口が開いて
整理券を半分ほど外に出すわけです。この整理券をとると すぐに次のが出てきます。
また バス停を出発してしばらくすると カシャッと口が閉じて、そのとき半分出ていた
整理券が中にしまわれます。


おかしいと思いませんか?気づきませんか?

上の例でいえば、Aという停留所を出発するとき、
最後にしまわれてしまった、半分出ていたあの整理券は
何番が書かれていたのでしょうか?もし3番が書かれていたのなら、
次の停留所では 4番でないといけないのだから、その整理券は
破棄されなければいけません。そうすると この機械のなかに破棄された
整理券がたまっていきます。それは 設計上 無駄が多い気がしませんか?

そこで 浮上する説が、あの最後に半分出ていて しまわれた整理券には
まだ何も書かれていなかった説です。つまり あなたの手が整理券にかかって
引き出す瞬間に、印字されていたのではないか。
もし そうなら 整理券をものすごい速さで シュパッと引き出せば、
印字がずれるのではないか?そういう話は聞いたことが無いぞ。

と、こういうわけで 長い間 気になっているのです。
さぁ あなたも 次回 バスに乗るときは 思いっきりすばやく引き抜いてみましょう。


数字のゲーム


この週末は夫婦で城崎にカニ&温泉旅行に行ってきました。
存分に 食べて、風呂を浴びたわけですが、
帰路の車のなか、ボーっと運転していると 眠くなるので、
何か遊ぼうということで その場で考えてみたのが次のゲーム。

まず 初めに自然数Nを一つきめます。たとえば N=100とか。

先手は その数字から1引いた数か、2で割った数を言います。
ただし、2で割って半端がでたら切り上げます。

後手は 先手が言った数字から1引いた数か、2で割った数を言います。
同じく、2で割って半端がでたら切り上げます。

以下繰り返し。最後に1を言ったほうが勝ち。

さて、どんなNから始めたときが先手必勝でしょうか?
運転しながら車のなかで考えたのですが、そらの計算では 分かりませんでした。
今朝、紙にかいて考えて 結論がでました。


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