2001年11月の低次元日記

01.11.1

男子別れて3日たたば 即ち括目して相対すべし
と言いますが、広告も括目して相対すべし、なのである。カード払いが 原因ではなかったのである。www.eneos.com 曰く、

レシートを応募ハガキに貼り、郵便切手を貼って投函してください。

がーん。レシート捨てちゃったかも。。。早く言ってよ。聞いてないよ(死語)

 

01.11.27

「上」はどっちの方向か。

もちろん、普通「上」と 言ったら「万有引力に逆らう方向」のことであろう。
しかし、言葉とは 人の発するものであるから 絶対の意味を持たない。
たとえば、寝転がっている人が 「上のほうの新聞取って」といったとしよう。
この場合、 上とは どちらの方向であろうか?必ずしも、 万有引力に逆らう方向とは限らず、
寝転がっている人の

足先から頭に向かうベクトルの方向

を差すこともあるであろう。
方向を指し示す言葉のこの曖昧性が、
もっとも事態を混乱させ 意思疎通を阻害するシチュエーション
のひとつが

耳掻きである。

たとえば、甲が乙の耳掻きをしていたとしよう。
乙「もうちょっと 上のほう掻いて」
甲「こう?上の方は 耳垢ないよ」
乙「ちがう、ちがう。そっちじゃなくって、上。」
甲「あぁ、手前じゃなくって 頭の方ね。」
乙「あ、前もかゆい」

甲「前って どっちやっちゅーねん」

乙「こっち」
甲「あぁ。なるほど。」
3次元座標の直交変換が行われているわけで、はなはだ、ややこしい。
また、意思疎通を容易にするために、 相手の座標に変換してから 説明しようとしたときに限って、
聞いた相手も 座標変換して解釈しようとしてしまったりして、 こまってしまったりする。
そもそも相対的座標をつかっているから いかんのであって、
いっそのこと、甲が南をむいて座ることにより、 「東西南北天地」で 意思疎通するか?

「南側がかゆい」とか。(笑)


そうそう、これと似たようなシチュエーションとして、「左右」の困難がある。
たとえば、だれかの顔をみたら 向かって右の頬に御飯粒が付着していたとしよう。
あなたは「右の頬にご飯ついているよ。」と言うだろうか、それとも 「左の頬にご飯ついているよ。」と言うだろうか。
ちなみに 私は必ず 後者で告げることにしている。
ところが家内は必ず 前者で告げることにしているようで、
私が 「左の頬に云々」というと 必ず 「右の頬」を確かめてしまう。
私と家内が逆の場合も、然り。
つまり、私は「告げられる人からみた左右」、
家内は「告げる人から見た左右」で話すようなのだ。
いっそ 絶対座標を持ちこんで「西の頬に御飯粒が、、、」(ぉぃぉぃ)

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